2012年06月23日 9時00分

世界が尊敬する日本人

今、国内外から注目されている指揮者・三ツ橋敬子氏。

そんな三ツ橋氏が指揮する、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団の公演に行ってきました。

 

三ツ橋氏は、2006年にプロデビュー。

小澤征爾氏をはじめ、数々の世界を代表する指揮者に師事し、

イタリアの国際指揮者コンクールで、史上最年少・女性初の優勝。

2009年には NewsweekJapan誌で「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれています。

 

体全体を使ったキレのある動きで、力強い音を、

指先までしなやかな動きで、ささやくようなやわらかな音を引き出す・・・

身長151cmと小柄で華奢な女性なのに、圧倒的な存在感。

そのタクトを振る後姿に、釘づけになりました。

 

最初に演奏された、スメタナの「モルダウ」を聴いて、そのスケールの大きさと迫力に圧倒。

目頭が熱くなってしまいました。

私自身、クラシック音楽にあまり詳しくないですが、クラシック音楽を聴いてこんな感覚になったのは初めて。

それぐらい、彼女の指揮は、衝撃的なものでした。

 

ドヴォルザーク「ヴァイオリン協奏曲」、「新世界」とプログラムを終えると、会場では大きな拍手が沸き起こり

その鳴り止まない拍手で、何度も三ツ橋氏を呼び戻すほど。

素晴らしいコンサートでした。

 

まだ32歳という三ツ橋敬子氏。

普段は、料理好きで、ちょっぴり方向音痴だそうですが・・・(^^;)

 

あの情熱溢れる指揮を、もう一度見てみたいです。

 


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