2012年08月12日 9時00分
様々な「あかり」の表現にうっとり・・・(^^)
名古屋市美術館で開催中
「大エルミタージュ美術館展 世紀の顔 西欧絵画の400年」
私が印象に残った絵画をいくつかご紹介します!
まずは・・・
ライト・オブ・ダービー(本名:ジョゼフ・ライト)「外から見た鍛冶屋の光景」
作業小屋の明かりが暗闇の中にぼんやりと浮かび上がっている様子は、
実際に明かりを灯しているような広がりを感じます。
光と影の対比が美しい作品といえばこちらも。
夜景を巧みに描く画家といわれた
クロード=ジョゼフ・ヴェルネの「パレルモ港の入り口、月夜」
薪の炎と海に浮かぶ月夜。
遠くに見える霞がかった帆船が、絵に奥行きを感じさせてくれますね。
続いては・・・
ヘリット・ファン・ホントホルスト「幼少期のキリスト」
少年時代のキリストが、現世における父ヨセフの仕事場で、
父の仕事を助けるという作品です。
作業をしている手元を明るく照らしているキリストと
その中で黙々と木を削るヨセフの様子は、
ろうそくの灯り以上の温かみを感じました(^^)
そのほかにも、マティス、モネ、ルノワール、ピカソなど、
素晴らしい絵画が勢ぞろい!
「大エルミタージュ美術館展 世紀の顔 西欧絵画の400年」は
名古屋市美術館で、9月30日(日)まで開催中です!