2013年08月05日 17時49分
新美南吉の世界に浸りました~!
童話作家・新美南吉のふるさとである愛知県半田市では「新美南吉 生誕100年」のイベントをさまざま開催しています。そのひとつ8月4日(日)の『南吉の愛したクラシック音楽 -詩の朗読と共に-』に私達「キャッチ!」出演のアナウンサーも朗読という形で参加させていただきました。クラシック音楽は、指揮 角田鋼亮さん、演奏は名古屋フィルハーモニー交響楽団ですから、心高まる音楽の合い間に行う「詩の朗読」は・・・緊張しましたよ~!観客も し~~んと聞き入ってくださり、南吉作品の温かさや面白さ・悲しみ・・・それぞれの感情で繋がって一体感を感じました。(会場の皆さんも感じてくれていたら光栄です~!)
朗読練習は個人練習を進めていて 参議院選挙が終わった週から合同練習に入りました。一人で練習するよりも気合が入りますし、アドバイスもし合ってこの日を迎えました。
さらに、事前に新美南吉記念館にもお邪魔して、南吉の生い立ちや友人関係、作品の数々にも触れてきました。山本館長に説明していただいて南吉の母への思いや寂しさを知り、さらに闘病生活での苦しい胸のうちを知り 健康に恵まれていたらもっともっと多くの素晴らしい作品を生み出していただろう・・・と惜しまれてなりませんでした。朗読にむけて、前館長の矢口さんと遠山学芸員のアドバイスもいただき、多くの方の南吉作品への愛を感じながら練習をしてきました。
朗読という機会をいただき、新美南吉の作品に「心を通わせることで、悲しみは癒され、勇気や力がわいてくる。そして人生を豊かにしてくれる」というメッセージを感じました。素晴らしい詩や朗読をもっと多くの方に知って欲しい!と改めて思います。