中京テレビ

2009年04月16日 22時42分

カワウの大集団!解決策は・・・?

カワウの大集団!解決策は・・・?

愛知県弥富市にある弥富野鳥園。

正直、驚きました。

話には聞いていたのですが、まさかこんなに!
と目を疑うほどカワウがいるのです。

写真の左側に写っている黒い点のようなものがカワウで、
このあたり一帯の木に巣を作っています。

高度経済成長期に、川の水質悪化や沿岸部の埋め立てなどで餌場が無くなり
一時は絶滅の危機にも瀕したのですが、
その後は、逆に保護活動が取られたため数が急増。

今では、この野鳥園に1万羽ものカワウが生息しています。

鳥の鳴き声と、強烈な糞の匂い。
正直、気持ちの良いものではありませんでした。

そして、何より驚いたのが、
カワウがとまって巣を作っている木が、枯れているのです。

この新緑の季節。
カワウがいないところは木々の緑が本当に美しいのですが、
カワウがいるところだけ・・・
そこだけ、まるで火事で焼けたあとのように、木が枯れているんです。

木が枯れれば、当然他の生物も生きていけず、
他の鳥のすみかは失われています。

木が枯れる理由はカワウの糞です。
酸性の強い糞が、木を枯らすのです。

それも、カワウがこんなにも多くなければ、
木を枯らすほどでは無く、
むしろ糞は肥料となり、長い年月をかけ、植物を増やすことにつながるそうです。

すべては、数が多すぎることが原因。

滋賀県の琵琶湖にある竹生島でも大量発生しているそうで、
これは全国的な問題ですが、
何より、良い解決策が無いそうなのです。

弥富野鳥園では、
人口の巣台を木で作り、自然の木に巣を作らせないようにしていて、
少しずつ効果は出ているそうですが、十分ではないとか。

野鳥園の方がこう話していました。

「鳥は環境のバロメーター。何かがおかしいことは間違いない。」

そして、

「人間がカワウの餌場を奪った結果、絶滅の危機に。
 そしてまた保護活動をした結果、今度は大集団に。
 
 人はどこまで関与するべきなのか・・・。」と。

糞害と、木々の枯死。
確かに放ってはおけないと思いますが、
では、どこまで手を出すのか・・・。

とても難しい問題ですね。

皆さまの周りにはこうした異変はありますか?
ちょっとしたことでも感じたことがありましたらぜひ教えてください^^



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