写真を綺麗にする作業はとても慎重なものでした。
泥を落とせば綺麗になるものもあれば、
水分を含みすぎて、すでに何が写っていたのか分からないほど
消えてしまったものもあります。
写真は水につけて汚れを洗い流すというわけにはいかないんですね。
ブラシで細かく泥をとったり、乾いた布で拭いたり。
でもなかなか綺麗にならないものも沢山あります。
どれも大切に丁寧にアルバムに入っている写真ばかりで
なんとかして綺麗にしたいと思うのですが・・・。
そんな中、私達が作業をしているところに、
写真を探しに来ていた方が顔を出されました。
そして深々と頭を下げながら
「ありがとうございます。」と仰ったんです。
わざわざ、御礼を言ってくださる被災者の方もいらっしゃるんですね。
辛い思いをなさっている方々からの御礼の言葉は本当に心に響きます。
そして、今回のボランティアで大きく感じたこと、
それはボランティア参加者自身も被災者が凄く多いことなんです。
ボランティアセンターから自転車で１０分ほど、
仙台市東部市民センターの３階に、
被災地で見つかった写真、アルバム、賞状などが並べられています。
最近は訪れる人が減ってきたそうですが、
この日も何人かが写真を探しにいらっしゃっていました。
中には、見つかった写真を抱いて涙を流される方もいるそうです。
結婚式の写真、お孫さんを抱いたご夫婦の写真、
小学校の卒業アルバムなど、
きっと持ち主にとっては、代えがたく大切と思われる思い出ばかりが溢れていました。
この展示場の奥で写真を洗う作業を行います。
再び大阪にあるキンチョウの研究施設へ！
２年前にも一度取材でお世話になったのですが、
蚊とり研究をしているところなので、
インタビューをしている間にも蚊がプ～ン。
「バチっ！」「バチっ！」
そんなインタビューだったのが懐かしい。
前回は血液型による違いや、色による違いを実験したのですが、
今回はこんなことを実験してみました！
「体温によって蚊に刺される、刺されないはあるの！？」
というわけで、またもや私の腕が５０匹の蚊の大群の中に・・・。
今日のnews every.でご紹介する予定ですのでぜひご覧下さい！！
かゆい～＞＜
ボランティアセンターに入ると、驚きました！
３ヶ月経過したこともあり、かなり物資が整っていたんです。
作業に使う、バケツ・軍手・マスク・移動用の自転車などなど・・・ほとんどが揃っていました。
そして、スタッフの役割分担も出来ていて凄くスムーズに進んでいきます。
「まるで一つの役所のような感じ・・・。」
とりあえず、私は受付を済ませて列に並びました。
大体、その日の１００番目ぐらいだったかと思います。
そうすると、順番にボランティアが紹介されるんです。
「○○地区で家具移動のボランティア。男性３名お願いします。」
「沿岸部で泥かき作業で２０名お願いします。」
など、当日の作業が紹介されていき、希望者は手を挙げるという仕組みです。
その中で、私はこのボランティアに参加することにしました。
「写真の泥を取り綺麗にする作業、１０名。」
被災者の大切な思い出を復元する作業、
男性ほど体力の無い私でもお役に立てるかな、とこのボランティアを希望することにしました。
先週末、仙台にボランティアに行ってきました。
名古屋からグループでバスなどで行くものはどうしても日程があわず、個人で参加したのですが、
事前に問い合わせてみると個人でも十分参加できるんですね。
電車を乗り継いで訪れたのが、
この仙台市津波災害ボランティアセンターです。
仙台市宮城野区の体育館がセンターになっています。
ここに朝９時頃に行くと受付をしていて
当日のボランティアの中から選んで参加できるんです。
私が参加したのは土曜日。
朝９時前に着いたのですが、すでに１００人ほどのボランティア希望者が集まっていました。
ちょっと遅かったかな、というほど。
土日は比較的人数が集まるそうです。
では、続きは次のブログで・・・
よく実家にいる時にも育てていたのですが、今年もまたトマト栽培に挑戦！！
５月に知り合いからなんとトマトの苗を１６株も頂いたので
恩田アナと鹿内アナにおすそ分けしまして私の家では６株育てています。
みるみる大きくなってきましたよ～♪
赤々と色が変わって美味しく熟すことを待つのみです＾＾
楽しみ楽しみ♪
家庭菜園ってはまるんですよね。
皆さんは何か育てていますか？
私は今は毎朝、ベランダに出てトマトを眺めるのが嬉しい日課になっています♪
できるだけ独り言は言わないようにしていますけど・・
たまに話しかけちゃいますが♪
毎日本当に蒸し暑いですね・・・。
昨夜は自分の汗で目が覚めるほど、寝苦しい夜でした＞＜
そんな季節に癒されてみませんか？
今、愛知県では二つの大きな美術展が開催中です。
豊田市美術館では「フェルメール＜地理学者＞とオランダ・フランドル絵画展」
名古屋市美術館では「レンブラント 光の探求/闇の誘惑」です。
フェルメールもレンブラントも大人気の画家。
私は東京で開催されたときに見に行きましたが、
本物を生で見た時は震えるほどに感動しました。
ちなみに我妻アナとの２ショット写真は
シティリビングという情報誌に美術展の紹介で取材を受けたときのもの。
中京テレビのアナウンサーには本多アナ・政次アナ・我妻アナと私と
美術大好きな美術応援メンバーが４人もいるんです！
４人で美術の話を始めると・・・・・止まりません。
みんな、熱い！！
というわけで、
フェルメール展は８月まで、レンブラント展は９月まで開催されていますが、
この蒸し暑い梅雨時期に素晴らしい名画で癒されてみてはいかがでしょうか？
コチラもチェック！↓
http://weblog.ctv.co.jp/eventnavi/index.html
今年も日本テレビ系列のアナウンサーが力を競うＮＮＳアナウンス大賞があり、優秀賞を頂きました。
関東・中部ブロックは１位通過して全国4人の戦いでしたが、
大賞はミヤギテレビの伊藤アナウンサー、
他の３人が優秀賞となりました。
もともとは３月１７日に最終審査が予定されていたのですが、
震災のため中止になり、一昨日この盾が届きました。
皆さまにお祝いの言葉を頂きとても光栄です！
アナウンス大賞はＶＴＲ審査で、２０１０年の一年間の出演ＶＴＲから１２分に編集したもので競います。
私は全てnews every.のＶＴＲで、岐阜県御嵩町の陥没事故の取材や
上海万博の取材を盛り込みました。
最近ではアナウンサー自ら企画し自ら取材することが
評価の対象になると聞きますが、
まさに上海万博は私の思いがつまった取材となりました。
２００５年に愛・地球博の会場からリポーターとして伝え続け、
「愛・地球博の成果はきっと５年後の上海にある。」という思いから去年企画し、取材を始めました。
実際に上海を訪れると愛知の成果が沢山活かされていまして、感動することばかりでした。
結構バタバタすることもありましたが（笑）
（万博行かれたことのある方は分かりますよね。
外国は自由な方が多すぎて予定通りに進みません。。）
そんな５年越しの取材でした。
この表彰は一つの通過点と思って、
今後も視聴者の皆さまに楽しんで頂ける、役立つ情報をお届けしていきたいと思います。
これからもどうぞ宜しくお願いいたします＾＾
昨日ビンラディン容疑者が殺害されたというニュースが入ってきましたね。
9.11、もう１０年前なんですね。
私は当時、大学３年生でたまたま名古屋に帰省していて
家族とテレビを見ていました。
最初、飛行機の事故かと思いましたが、
アナウンサーの「テロのようです・・」という言葉で
物凄くショックを受けたのを覚えています。
そして内田忠男さんが現地からレポートしていらっしゃいました。
内田さんはアメリカ特派員としてニューヨークにお住まいで、
９．１１の時、まさに現場の最前線にいらっしゃったんです。
後からお話を伺うと、最初は全然情報が入って来ず、
何もない状態で伝え続けたということでした。
今でも私は、緊迫したニューヨークから、
落ち着いて丁寧にレポートする内田さんの姿をしっかりと覚えています。
私は「お助け！マンマミーア（２００６年）」の時から
５年ほど番組で一緒に出演させて頂きました。
大学の先輩でもあり、プライベートでお食事に連れていって頂いたこともあります。
内田さん、さすがグルメですよ＾＾
いつもニコニコとお優しい笑顔ですが、
いざ政治の話、外交の話など厳しく指摘する時は、ズバズバズバッと斬ります。
内田さんファンの方もよく仰います。
「あのはっきりと物事を話すところが良い！」
本当にそうですよね＾＾
物事をよく分かっていらっしゃるからこそ、はっきりと言えるんですよね。
内田さんにはこれからも政治や国際問題などについてぜひ番組に出演して頂きたいと思います！！
先日、宮城県の方からせりを頂きました。
青々とした立派なせりです。
お手紙も添えてありまして、こんな風に書いてありました。
「地震の影響で井戸のポンプが破損し、生育に遅れが生じました。例年よりも少し遅くなりましたが、春の香りと味を楽しんでください。」
ダンボール箱を開けると、
東北にもやって来た春の香りがふわっと感じられるようです。
すぐにお味噌汁に入れて頂きましたが、
とても美味しく、シャキシャキとした歯ごたえからは
芹の生長の力強さも感じました。
震災後、地域の方々は本当に一生懸命復興へ向けて努力されているのですね。
大切に大切に頂きたいと思います。
