2014年10月16日 19時49分
子育て・フランス事情
10月16日(木)「キャッチ!」では、
フランス人の国際ジャーナリスト ドラ・トーザンさんをお招きして
「フランスの子育て事情」について放送しました。
フランスでは20年ほど前までは日本と同じく少子化が進んでいましたが
不妊治療の無料化・手厚い子育て政策により
出生率が回復してきました。
一番驚いたのは、3歳~18歳まで保育園や学校が無料。
しかも8時30分から17時まで子どもたちは保育園や学校にいるので
フルタイムで働くお父さんお母さんにとって助かりますよね。
さらに6歳未満の子どもにはベビーシッターを雇う費用の補助もあるそうです。
日本では「子育てはお金がかかる」という理由で
本当は子どもが欲しいのに、思いとどまっている夫婦もいる中
フランスでは国からの支援のおかげで
金銭的不安が少なくなっているんですね。
ただ、フランスでも給与は女性のほうが安いなど
まだまだ女性の立場は弱いそうです。
しかし、女性の生き方として子育てと仕事、どちらかではなく
無理なく両立できる支援はありがたいですよね。
フランスでここまで変わってきたのは国民が声をあげてきたから。
日本でも、人任せではなく一人一人の声が大事だと
改めて思いました。