2008年03月05日 13時51分

明知鉄道に夢を乗せて♪

明知鉄道に夢を乗せて♪

先日、岐阜県恵那市の明知鉄道の中継に行ってまいりました。

明知鉄道は恵那駅から終点明智駅までを結ぶ鉄道ですが、
年々乗客が減り、今では年間6000万円の赤字を生んでいるのです。

このまま乗客が減れば、廃線・・・
そんな言葉も聞かれるようになりました。

そこで、皆さんもお聞きになったことがあるんじゃないでしょうか?
「寒天列車」や「きのこ列車」など^^
車両の中で、食事が出来るというとても珍しいサービスを
始めて人気が出ているんです。

実際にお料理凄く美味しそうです♪

明知鉄道も乗客を増やそうと努力をされているのですが、
今回私が中継で訪れた理由は、
「地域の人たちが自ら列車を残すために立ち上がった」という
ことだったんです。

鉄道側だけでなく、地域からも・・・
地元の人たちに愛されている列車なんだろうな、と思いました。

そして、実際に訪れてその思いは確実なものになったんです。

2月29日の金曜日、つまりうるう年で4年に一度の日。
凄く天気の良い日で、青空がとても綺麗でした♪
訪れたのは恵那駅と明智駅のちょうど中間にある岩村駅。

これは、岩村駅で記念に買った切符です。
「硬券」という国鉄時代からの切符で
珍しいものだそうです。
確かにちょっと分厚くて硬い切符^^

使用済みのものも1枚20円で改札で販売していました。
赤字だから色々と工夫しているとのことですが、
ファンの方は100枚単位で買っていくそうです^^

その岩村駅は山に囲まれていて、
まだ駅のホームにも雪が残っていました。
日中は日差しが暖かかったのですが、
だんだん日が沈んでくると、急に冷えてくるんですね。

さむ~い。と思わず声に出してしまうほど。
また、ちょっと驚いたのですが、
日が沈むととっても静かになるんです。
名古屋とは全然違う静けさ。

そして、列車の音だけが聞こえてくるんです。

カタンカタン・・・ゴトンゴトン・・・

あっ、列車来た来た!と思わずその方向を見てしまいます。
これが何故かとても温かく優しい音なんですよね。

中継は夜の7時前だったので
そんな夜の静けさの中で列車の音を聞くことができました。

さてさて、実は中継はとってもハラハラする状況だったのです。
なぜかというと、
生中継の前に明知鉄道のVTRが3分ほどあったのですが、
そのVTRがちょうど終わったところで、
まさにそのタイミングで列車が岩村駅に到着するようにしたい・・・という演出があったからなんです。

リアルタイムはご存知の通り生放送の番組。
時間通りに番組が進むとは限りません。
そしてもちろん列車は通常運行中。
お客さんを乗せて走ってきます。
本当にそんなことが出来るのか!?

この続きは、番組になった方はご存知と思いますが、
次のブログでお話します^^
お楽しみに~♪


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