2009年10月21日 20時00分

ガソリンの脅威

ガソリンの脅威

悲鳴をあげて、後ろに逃げてしまいました。
でもそれほど爆発の威力は凄かったのです。

名古屋市消防研究室で、50ミリリットルのガソリンが気化した状態で
点火し爆発するという実験をしていただきました。

正直怖かったです。予想以上でした。

50ミリリットルって、皆さんも想像して頂くと分かると思いますが、
とても少量ですよね。

これで火柱が2メートル上がるほど、
そして爆発の音は、地鳴りのように聞こえるほど強烈でした。

なぜこの取材に訪れたかというと・・・

今日岐阜市の会社経営者が
法定で決められた以上の量のガソリンを貯蔵していたため
逮捕されたというニュースがあったからです。

運転代行会社を営む男性だそうで、
大量に安くガソリンを購入して保管していたというんです。

もし少しでも容器が破損して漏れたり、ガソリンを注入する時にこぼれると
それが気化して爆発につながる恐れがあります。

建物では窓やドアが吹き飛ぶそうで、
地下室で爆発があると建物そのものが吹き飛ぶこともあるそうです。

本当に危険ですね・・・。

車用のガソリンを保管するということはほとんどないと思いますが、
キャンプなどで使われるホワイトガソリンや、
シンナーなどでも爆発の恐れはあるそうです。

改めてですが取り扱いは十分に十分に注意が必要ですね。


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