2018年10月06日 17時00分

荒木雅博選手引退会見

中日ドラゴンズの荒木雅博選手が今日、10月6日(土)、ナゴヤドームで現役引退の会見を行いました。私は代表質問を担当し23年目の今季限りでユニホームを脱ぐ心境を聞きました。報道が先行する中、ようやく自ら引退を発表でき「スッキリした気持ち」であること。名二塁手として活躍し、2000安打も記録した荒木選手ですが「今でも自分は未熟な選手だと思っている」とも。だから支えてきたものは「練習です」とキッパリ。球史に残る二遊間コンビ「アライバ」のパートナーだった井端弘和選手(当時・現ジャイアンツコーチ)には「ずっとライバルだと思って競い合ってきた」と述懐しました。

1995年のドラフト会議で1位指名された翌日、母校・熊本工業高校まで行き、校庭で名古屋名物「ういろう」を丸かじりしてもらった「ズームイン‼朝!」の「プロ野球いれコミ情報」の強引な取材から23年。さわやかな笑顔溢れる受け答えに終始した引退会見。いつも丁寧に取材に応じてくれた荒木選手の引退は寂しいものです。でも、6年に1度巡ってくる記者クラブの幹事業務がたまたま今年は中京テレビの担当年だったことで、この場で代表質問できた偶然に喜びも感じたひとときでした。

2018年09月30日 12時00分

前人未踏の1000登板!岩瀬仁紀投手

9月28日(金)の試合で前人未踏の通算1000登板という偉業を達成したドラゴンズの岩瀬仁紀投手。

その日、タイガースとの試合で1点リードの9回表に登板し節目に到達しました。

無失点でチームを勝利に導き通算407セーブ(これもプロ野球記録)。記録に自ら花を添えました。

記念のインタビューは試合が終わって3時間近く経ってからでした。

球界最年長の43歳は日付が変わっても晴れやかな笑顔で大記録を振り返ってくれました。

1999年、ルーキーイヤーの開幕戦。プロ初登板で一死も取れず3連打を浴び失意でスタートした救援投手の長い道のり。

これまで私はいろいろな形で取材に応じてもらいました。

岩瀬投手の社会人時代の職場の元同僚女性社員とナゴヤドームに突撃する企画や鍋を囲んでのインタビュー。

去年、プロ野球新記録となった950試合登板の後も東京のホテルで花束を渡しました。

岩瀬投手20年目のシーズン。更なる記念の登板も現場で目の当たりにできたことをとても嬉しく思います。

 

 

2018年09月10日 14時01分

勝負の世界に行ったんだ!

9月8日(土)、嬉しい再会がありました。

安城市ソフトボール場で行われた第51回日本女子ソフトボールリーグ戦で会ったのが

Honda Revertaの稲垣葵衣投手。

この春、大学を卒業して実業団入りしました。

春と秋に行われる中京テレビ杯東海地区大学ソフトボール大会で日本福祉大学のエースとして活躍していた稲垣さん。

ピッチャーズサークルから「ヨイショ!」と気合もろとも投げるファイトあふれる投球が印象的でした。

Hondaではルーキーながら開幕節から投げていました。

「職場では部品の検品をしています」と明るく新生活を語ってくれた彼女。

我が娘と同じく新社会人。頑張ってほしいものです。

 

2018年09月07日 11時55分

松岡陽子アナの幸せが詰まった写真です

「ストライク!」でこの地方のニュースを担当している松岡陽子アナウンサーが第二子出産のためしばらく業務を離れます。

そこで9月6日(木)の放送後、スタジオで「壮行写真」を撮りました。では、いってらっしゃい!

 

2018年09月05日 0時01分

最新エクササイズで失態

8月29日(水)の「キャッチ!」中継は名古屋駅前のビルにあるスポーツジムから最新エクササイズを平山雅アナウンサーと紹介しました。

ご覧いただいた方は失笑を禁じ得なかったと思いますが、生放送で紹介した2つのアイテムは私の不甲斐なさから魅力が十分伝わらず消化不良に終わりました。

特に、壁にプロジェクションマッピングでゲーム性を加えた最新のボルダリング。登る人を囲む光の枠が伸縮する中、壁にへばりつくのですが、体の一部が光の枠に触れると失格です。本番で私は果敢に挑んだものの2度失敗。光の枠をよけきれずポトリと落下してしまいました。昆虫の突然死のような落ち方でした。

成功すると自分が壁をよじ登る様子がすぐさま再生され壁に映写されるという特典付き。自分の頑張りをすぐに客観的に見られる。これが面白いんです。

でもね、「ストライク!」の本番終えてから移動して「キャッチ!」中継って体力的にはキツイね。ラストは平山アナの悪意に満ちた写真をどうぞ。  

 

2018年08月31日 0時01分

プロレス担当、至福の時間

先日、9月21日(金)公開の映画「パパはわるものチャンピオン」に主演しているプロレスラーの棚橋弘至(たなはしひろし)選手にインタビューしました。

作品は、団体のエースだったプロレスラーがケガから復帰後、悪役として再起するも息子に自分の仕事を理解してもらえず悩みながらも再び頂点を目指すというもの。

テーマを聞くと棚橋さんは「理解してもらえないこと」と語り、実生活での例を「試合でケガして帰宅しても同い年の嫁さんから即座に犬の散歩を頼まれるんです」と笑わせてくれました。妻役の木村佳乃さんについて聞くと「好きだった女優さんと映画で共演とは…」と驚いたのだそうです。

私は入社以来、日本テレビ系列で放送されてきた「全日本プロレス中継」や「プロレスリングノア中継」でたびたび実況してきました。しかし、棚橋選手が所属する新日本プロレスは他系列で放送されているため接点はありませんでした。

インタビューの最後に映画から離れ、プロレス実況担当として聞きたかった質問を1つだけしました。

返ってきた答えは私を驚かせるに余りあるものだったのです。

佐藤「プロレスラーになるキッカケになった試合を教えてください」

棚橋「実は、全日本プロレスの試合なんです。高校生の時に見た小橋建太選手がスティーブ・ウィリアムス選手の強烈なバックドロップで敗れた試合です。たしか愛知県内で闘った試合で…」

それはちょうど四半世紀前の今日、1993年8月31日に豊橋市総合体育館で行われた試合で、実況したのは私でした。団体のエース目指して奮闘していた若手時代の小橋選手(すでに引退)が当時のトップ外国人のウィリアムス選手(故人)に挑んだその試合は終盤、見たことのない危険な角度で小橋選手が投げ落とされて敗れました。

小橋選手が頭からリングに突き刺さるように落ちた時、私は咄嗟に「バックドロップ」と「パイルドライバー」を組合わせ「バックドロップドライバー!」と3度繰り返し、その惨劇を表現しました。衝撃的な大技は今でも忘れられないシーンです。

大垣市の高校生だった棚橋少年が中京テレビで深夜に放送されていた「全日本プロレス中継30」でこの試合に感化されプロレスラーにあこがれ、その後、日本マット界のトップに昇りつめる…。そんな試合を自分が実況していたこと。棚橋さん本人から直接聞けたこと。

このインタビューは元々、上山元気アナウンサーが担当する予定だったのですが、彼の勤務の都合で私に変更されたものでした。重なった偶然に感謝しつつ、棚橋さんの主演映画に対する真摯な思いと実直な人柄に触れることができ、とても幸せな時間となりました。

 

2018年08月28日 15時57分

爽快!伊勢で空中散歩

8月22日(水)、「キャッチ!」の中継に出演しました。「ちょっとおじゃまします!」の神ひろしアナウンサーが休暇取得のため代役を務めたのです。「神がいないなら佐藤啓だ」という「ストライク!」コンビの片割れで補充する安直な発想。迷惑です。中継場所は「伊勢安土桃山城下街」。「戦国時代村」時代から存在は知っていましたが、私が訪れたのは初めて。ついでに平山雅アナウンサーと共演するのも初めて。

中継では忍者の装束に身を包んで7月に完成した「忍者森のアドベンチャー」というフィールドアスレチックを紹介しました。小高い森の中からスタートし、全長440mをロープや丸太、さらにはスラックラインを綱渡りしながら城下街に向かって下山します。放送で紹介したのは冒頭部分だけ。でも実際面白かったのはラストの「忍法!むささびの術」。ワイヤー利用の空中移動です。これは爽快でした。

股の下に安土城とは、嗚呼楽し!   キャッチ!の中継は8月29日(水)も担当します。

2018年08月21日 14時37分

今週の「ストライク!」は・・・

今週の「ストライク!」は神アナウンサーが休暇のため私と磯貝初奈アナウンサーで放送しています。

8月25日(土)・26日(日)放送の「24時間テレビ41 愛は地球を救う」を前にチャリTシャツを着ての出演です。

オープニングはいつも磯貝アナがお天気情報を伝えている中京テレビ本社前から2人のトークで始まります。

私はこの番組で外に出るのは初めて。「ズームイン‼朝!」時代はいつも外だったので懐かしさを感じています。

今週から「東大現役合格」はなちゃんの勉強法を公開するコーナーを始めました。そちらもお楽しみに。

2018年08月17日 11時25分

今日100回!「ストライク!」

4月2日にスタートしたお昼の気楽な情報番組「ストライク!」が今日の放送で100回を迎えました。

神ひろしアナウンサーと私の「同級生おじさんコンビ」と「東大卒の気象予報士」・磯貝初奈アナウンサーでお送りしています。

月曜日から木曜日は午前11時25分、金曜日は11時30分からの放送です。

昼前にその日のクライマックスを迎える生活にも慣れました。

いつもご覧いただいている方、ありがとうございます。

まだの方も是非!!

2018年08月16日 1時00分

プロ野球ベンチリポート

ジャイアンツの山口俊投手がドラゴンズ相手に「ノーヒットノーラン」を達成した翌日からの2試合。7月28日(金)・29日(土)、東京ドームから生中継された「Fun! BASEBALL!!プロ野球中継2018」巨人中日戦で私は初めて東京ドームの3塁側カメラ席からベンチリポートを行いました。

いつもはこんな感じ。狭い通路でモニター画面を見ながらリポートしています。視聴者の皆さんと同じモノを見ているんです。

ところがこの2試合はココです。テレビ画面でわかりました?拡大しますね。いるでしょ?

いやぁ、最高ですよ。最近の球場はファウルグラウンドにせり出した「エキサイトシート」の類を設けていますが、ココはさらにバッテリー間に近くベンチに隣接したいわば「エクセレントシート」です。「シート」といっても丸椅子ですが…。

地上波で中継される試合で試みている今年の新機軸。聞こえてくるのはベンチからの激励や気勢や拍手、円陣を組むナインの気迫、ホームランを打った打者を迎える歓喜のハイタッチの様子が間近で見られます。リポートもそんな様子も加味してより視聴者の皆さんに臨場感をお届けできるよう工夫しながらマイクをオンします。

次回の巨人中日戦地上波中継は8月18日(土)です。午後3時からの放送をお楽しみに。


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