佐藤啓の「ご歓談ください」：中京テレビ　アナウンスルーム

水谷陽介君がこの度、アナウンス部を離れました。
2007年入社。中京テレビのアナウンサーとして7年3ヶ月、ニュースや情報番組、バラエティ、スポーツ中継、各種イベントで活躍しました。
2009年度の「第31回NNSアナウンス大賞」で新人賞を受賞しています。
水谷君が入社した頃から、私が現場の仕事から遠ざかったため、共演の機会はありませんでしたが、入社後、彼のアナウンサーとしての「初めて」にはほとんど立ち会ってきました。初の生中継はディズニー・オン・アイスの会場から。初の実況はビーチバレーでした。
24時間テレビでは一ヶ月で東海地方の全市町村を回り、その間一度も家に帰らないで募金をお預かりするという企画も頑張り抜きました。
6月12日（木）、アナウンサーとして最後の顔出しニュースとなった「NEWS　ZERO」ローカル部分でのニュース終了後、彼と写真を撮りました。

「水谷、二人で写真を撮ったのは初めてじゃないか？」「確かにそうですね･･･」

彼は入社してから6年間、後輩の男性アナウンサーが入ってこなかったため、歓送迎会の幹事といった世話役をよく務めました。
送別会では主役の足跡を辿る温かいVTRを心を込めて作成し、お別れする人に感謝され、みんなを唸らせました。
17日（火）はそんな水谷君の送別会でした。

先輩達が彼の活躍ぶりをVTRにまとめ、みんなでエールを送り「壮行会」としました。
これからはスポーツディレクター。大好きなスポーツを彼の視点で作品に仕上げ、視聴者の皆さんに届けてくれることでしょう。