2017年12月10日 10時00分

台中は「スイーツ」!!

「キャッチ!」の取材で行った11月の「インスタ映え」ロケ。写真に撮りたくなる場所を巡る台湾の旅です。

南国ならではのカラフルに盛られたスイーツをたくさんいただきました。

でも最近は「おいしい」だけでは店に人は来ません。集客のポイントは「インスタ映え」。

台湾人と日本人が共同経営している「スムージー」のお店に行きました。

お好みのフルーツで作ってもらい、店の壁にびっしり飾られた花の前でパチッ!

カップルもパチッ!

私もパチッ!

「明るい生前葬」といった様相でした。

次は遊び心のある作りのアイスクリーム店。台中の中心部の一等地にあるんです。

店内はアイスクリームのオブジェだらけ。

これは子供は楽しいわ!

オヤジも楽しいわ!

このトイレの表示はないわ!

肝心のアイスクリームは…、

おいしくいただきました。55歳も満足しました。

 

 

 

 

 

2017年12月09日 10時00分

脇浜紀子さん来社

懐かしい同期の仲間が中京テレビに来てくれました。

元読売テレビアナウンサー・脇浜紀子さんです。

1990年入社で一緒に日本テレビ系列新人アナウンサー研修を受けました。

お互い長く出演した「ズームイン!!朝!」の「プロ野球いれコミ情報」で、私はドラゴンズ、彼女はタイガース担当。

ご当地球団の応援合戦がウリのコーナーでやりあったり「名阪で手を組んでジャイアンツに一泡吹かせよう」とタッグを組んだり。

朝から随分騒がしい放送を全国の皆さんに見ていただいていました。

脇浜さんは去年、読売テレビを退社し今は京都産業大学現代社会学部の教授です。

アナウンサー時代に勉強を重ねて「博士」になっていました。

違う世界に行っても、バイタリティあふれる彼女は活躍して存在感を示すことでしょう。

2017年12月08日 10時00分

台中は「色鮮やか」!!

「キャッチ!」で12月5日に放送した台湾・台中の「インスタ映え」する場所。

現地で撮った写真を紹介します。

「彩虹眷村」です。老朽化して取り壊されることになっていた住宅街の家の外壁や路地に独創的なペイントを施したカラフルな人気エリア。

描いたのは黄永阜さんというおじいさん。「どうせ壊されるのなら塗ってしまえ」と一人で描き始めると、徐々に見物客が集まり始め取り壊しから一転、観光スポットとして保存されることとなったのです。

朝から家族連れや仲良しグループが何組も訪れ大賑わい。原色でポップに塗られた家並みはカラフルな別世界。「インスタ映え」の場所を探している人にはうってつけ場所ですね。

 

2017年12月07日 10時00分

「北斎 だるせん!」おもしろい!!その2

名古屋市博物館で12月17日(日)まで開催中の特別展「北斎 だるせん!」(12月11日は休館日)。おもしろかったんです。よかったんです。私が楽しめたポイントをあと2つ。

その3 ーアイデアマン・北斎ー

有名な「北斎漫画」。今で言うイラストやスケッチの画集で、人物・生活・自然・空想など、あらゆる分野を題材にしています。この初編は北斎の名古屋滞在時に刊行されたそうです。中には相撲の決まり手を図示したものもあり興味深いものでした。前述した「だるま」の巨大画イベント催行に関するチラシや記録も見応えがあります。現代の劇画のような作風は躍動感があります。降雨を描くときの定規で引いたような斜線も雨に濡れる冷たさを感じさせる技法です。

その4 ー愛知県から富士山は見えたのか?ー

代表作「富嶽三十六景」の「神奈川沖浪裏」は波濤の描写が秀逸なことで世界的に称賛されています。同じく大胆な構図で見る人を魅了する「尾州不二見原」。桶職人が作っている桶の向こうに富士山が見えるこの画の舞台は「尾州」=現在の愛知県。私が「ズームイン!!朝!」担当時代、三重県の御在所岳山頂や二見浦から「条件が合えば富士山が見える」という話題をリポートしたことがあります。さて、江戸時代に愛知県から富士山は見えたのか?展覧会ではその真偽に迫ります。

ー楽しみポイント番外編ー

ショップも浮世絵や北斎に関する本やグッズが豊富で充実しています。その中でもある美術雑誌にくぎ付けになりました。「春画」の特集があったのです。手にしてめくってみると男女の情事を描いた大胆な作品の数々に圧倒されました。

週刊誌のグラビアで見たことはありましたが一冊丸ごと艶めかしい浮世絵のオンパレード。もちろん北斎の作品もあります。江戸時代の絵師の描写力はAVを凌ぐ凄まじさ。一見の価値ありです。

買いたかったのですが、ショップのレジに真面目そうな美人店員が2人。「コレください」という勇気が削がれ購入をあきらめました。

2017年12月06日 10時00分

「北斎 だるせん!」おもしろい!!その1

名古屋市博物館で開催中の特別展「北斎 だるせん!」。おもしろかったんです。よかったんです。

江戸の浮世絵師として知られる葛飾北斎。旺盛な発想力・制作意欲・多岐にわたる興味を抜群の技術と軽妙洒脱な感性で世に送り出した90年の生涯。我が国のみならず世界に愛好家の多い奇才であり鬼才です。

そんな北斎は創作に明け暮れる一時期、ここ名古屋に居を構えて活動し、200年前に縦18mに及ぶだるまの画を描く一大イベントを開催していたのです。

北斎は街の人々に「だるま先生」を略して「だるせん」と呼ばれる人気者でした。

私が楽しめたポイントは4点です。

その1 ー北斎画は切手の図案になっているものが多いー

現在55歳の私の少年時代、切手収集が流行りました。1950年代、菓子メーカーがおまけに外国切手を使ったことが端緒となり「切手ブーム」が起き、子どもたちは記念切手集めに熱中。友人と交換することもあり、学校によっては「切手持参禁止」となりました。

人気シリーズだった「国際文通週間」の切手に葛飾北斎の代表作「富嶽三十六景」が連続して起用されたことがあり、今回の展覧会では「その世代」のオヤジにはおなじみの作品が複数ありました。それらを見るだけで心地よくなるんです。

その2 ー多色摺り体験コーナーがあるー

多色の版画ができるまでを、スタンプを使って再現します。色を重ねて一つの作品に仕上げていく工程をスタンプを順に押していくことで簡単に模擬体験。多くのお客さんが楽しんでいました。

魅力の続きは近日中にアップします。「北斎 だるせん!」は12月17日(日)まで。11日(月)は休館日です。

 

 

 

 

 

2017年12月05日 10時00分

12月5日(火)の「キャッチ!」で放送! 「台湾を撮る」  

先日、夜勤明けで出発したロケ。11月17日のブログに記した伏せ字の解答は「15回目の海外出張、行先は台湾」でした。

22年前、入社して初めての海外出張が台湾。「ズームイン!!朝!」で日本でも人気のあった台湾人歌手テレサ・テンさんの葬儀を取材し台北から生中継もしました。

それ以来の台湾。今回は人口270万人を超える大都市・台中です。

今回は「キャッチ!」のロケ。12月5日(火)に放送します。

一眼レフカメラを首から下げて台湾で「インスタ映え」する場所を捜し歩く「フォトジェニック」企画。

このブログで私の撮った写真の一部を紹介していきます。

 

2017年12月03日 23時59分

名古屋グランパス来季J1復帰!

12月3日(日)午後2時ごろの名鉄豊田市駅。

電車から降りてきたお客さんでごった返していました。

彼らの向かう先は豊田スタジアム。

サッカーJリーグ「2017J1昇格プレーオフ決勝」。

共に一年でのJ1復帰をかけてリーグ戦3位の名古屋グランパスと同4位のアビスパ福岡が戦いました。

37,959人の大観衆。素晴らしい雰囲気でした。

試合は両チームともゴールできず、またゴールを許さず0-0のスコアレスドローに終わり、

リーグ戦で上位の名古屋がプレーオフを制し、来季のJ1復帰を決めました。

圧倒的な得点力を誇ったものの、初めてのJ2での戦いは苦しむことも多かった名古屋。

目標だった優勝・自動昇格はならず、2月に始まったシーズンは12月まで戦いが続き、最後の最後にホームでサポーターの歓喜を呼びました。

私はアナウンサー28年目の今年、初めてJリーグの実況を担当。

高校サッカー担当以来、23年ぶりのサッカー実況でした。

眺望が素晴らしい豊田スタジアムで初めて放送席に着いた8月26日の横浜FC戦。

(右は解説の藤川久孝さん)

55歳にして新鮮な感激に浸りました。

印象的だったのは台風22号の影響で前半途中1時間中断した10月29日のザスパクサツ群馬戦(パロマ瑞穂スタジアム)。

解説の秋田豊さんには長時間お付き合いいただきました。

今日、記者席で見た「オリジナル10」の昇格決定シーン。

来季が今から楽しみです。

 

 

 

2017年11月19日 0時00分

「幻の球団」の大先輩

皆さんは「高橋ユニオンズ」というプロ野球チームをご存じだろうか?

1954年(昭和29年)から3年間だけパ・リーグに存在した「幻の球団」だ。

前年まで7球団だったパ。人気面でセの後塵を拝していたのでもう1球団増やすという対抗策に出た。

ところが、球団経営したいという企業が現れず、時のリーグの総裁に懇願された資産家の高橋龍太郎氏が私財を投じて発足させたのが高橋球団だった。

この年から6球団のセに対し、パは8球団で3年間ペナントレースが行われたのだ。

ただ、新規参入の寄せ集めチームの成績は毎年悲惨で1954年は8球団中6位だったが55年・56年は8位。

勝率は毎年3割台と低迷し、今でも「プロ野球史上最弱の球団」と揶揄されている。

2年目は資金難から球団名を名義貸しすることになり、トンボ鉛筆がスポンサーとなり1955年のみ「トンボユニオンズ」と名乗った。

このチームのエースが滝良彦(たきよしひこ)というサイドスローの右投手だった。

私の母校・南山大学出身唯一のプロ野球選手だ。(写真は本人提供)

卒業後、愛知トヨタの軟式野球部で活躍して1952年毎日オリオンズ(現千葉ロッテ)に入団。

2年間勝ち星がなく、プロ3年目で新球団発足にあたり毎日から供出され高橋に移籍したのだ。

戦力不足の新球団1年目のシーズン開幕戦、プロ未勝利の滝投手は開幕投手に指名され、その年16勝を挙げエースになった。

4年前、このことを雑誌記事で知った私は、滝さんの所在を探し「偉大な大学の先輩」に会うことに成功。

以後、母校のトークショーで共演するなど33歳も年上の元プロ野球選手と交流を続けてきた。(2015年6月 南山大学同窓会総会)

滝さんが毎年楽しみにしていた東京での高橋ユニオンズOB会。

去年「佐藤君も一緒に行こう」と誘われたのだが、滝さんは病に倒れ入院し切望していた出席はかなわなかった。

私は滝さんの入院先の病室で元同僚へのメッセージを撮影し、単身OB会に参加して上映し出席者に元エースの現状を伝えた。

その場で出席者の声を集め、翌日、病床で臥せっていた滝さんに映像を見てもらった。

現役時代に弱小球団のエースとして西鉄(現埼玉西武)・南海(現福岡ソフトバンク)・阪急(現オリックス)といった強敵相手に一緒に戦ったかつての仲間からの

「滝さん、頑張って」という激励に頷いて私のタブレットを食い入るように見ていた滝さん。

今年3月、87歳で亡くなった。

 

11月8日、今年のユニオンズOB会は60年前に球団の解散式を行った東京の「新橋亭」で行われた。

わずか3年しか存在しなかった球団だったのでOBの数は限られる。時間も経ち多くの関係者が鬼籍に入った。

出席者も減り、今回が最後のOB会となった。

元選手は6人だけ。ほかにオーナーの孫、チームが常宿としていた旅館経営者の娘、本拠地・川崎球場の元バットボーイ、高橋球団関連の本を刊行したスポーツライターや新聞記者など多彩な人々が集まった。

幹事は1956年入団の佐々木信也さん。ルーキーの年に全試合フル出場で180安打。二塁手のベストナインに選出された。

今年、京田陽太選手(中日)も源田壮亮選手(埼玉西武)も破れなかったプロ野球新人最多安打記録は今でも「高橋の佐々木」が持っている。

4年で現役を去り解説者となり、1976年から始まった「プロ野球ニュース」の司会者としてスポーツキャスターの先駆けとなった佐々木さんの美声は健在だった。

 

滝さんの遺品の中にユニオンズナインの寄せ書きサイン色紙があることをご遺族から聞かされた私は、

東京ドームにある野球殿堂博物館に確認したところ「大変貴重な逸品。ぜひ所蔵したい」との連絡を受けた。

3年間で31勝を挙げ、「永遠の球団最多勝投手」・滝さんが大事にしていた仲間との寄せ書き。

サインの中にはこの球団で当時プロ野球初の300勝投手となったヴィクトル・スタルヒン投手や、

広島やメジャーリーグで活躍した黒田博樹氏の父・黒田一博外野手のものもある。

この日、寄贈を快諾されたご遺族から色紙を預かった私がOB会の席上、野球殿堂博物館主任司書の茅根拓氏に手渡し

プロ野球の歴史の中に埋もれた幻の球団の証が永遠に保管されることとなった。

滝先輩、青春の思い出が『殿堂入り』ですよ!!

 

 

 

 

 

2017年11月17日 13時00分

では、行ってきます。

昨夜、”初めて”「NEWS ZERO」でローカルニュースを読みました。

平日深夜の夜勤は22年ぶり。1995年7月28日の「きょうの出来事」以来でした。

その2日後生まれた長女は就職が決まっている…、隔たりの長さ、月日の流れを感じます。

会社で泊まって朝を迎え、昼すぎ出発!

一眼レフのカメラを持って「キャッチ!」のロケに行ってきます。

15回目の○○出張。行先は●●。

詳しくは後日お伝えします。

2017年11月14日 0時02分

レジェンドの教え

11月4日(土)、ナゴヤドームで行われた「第50回日本女子ソフトボールリーグ決勝トーナメント」。

試合後にソフトボール普及を目的とした小学生対象のイベントが開催され、その司会を担当しました。

「第1回JSLジュニアクリニックinナゴヤドーム」。3年後の東京オリンピックで正式種目として復帰するソフトボール。

公益財団法人日本ソフトボール協会ではそれ以降も競技人口を増やすことを課題としています。

ナゴヤドームのグランドを4面に仕切り、「キャッチボール・ピッチング」「ピッチングスピード測定」「ティーバッティング」「ストラックアウト」と

遊びの要素をふんだんに取り入れ楽しくソフトボールに親しんでもらおうというこの企画。

73人の小学生が参加しました。

講師陣はオリンピック経験者が6人という豪華版。

左から北京で金の廣瀬芽さんと馬淵智子さん、アトランタでエースだった渡辺伴子さん。私の右は北京で金の伊藤幸子さん。

さらにはシドニーで銀の増渕まり子さんとアテネで銅・北京で金の坂井寛子さんというレジェンド祭り。

2時間のイベントでしたが五輪経験者の指導が熱い。

最初は緊張で委縮気味だった子どもたちでしたが「乗せ上手」の彼女たちが全力でノンストップの熱血指導。2時間一切手抜きなし。

「行けーッ!」「よしっ!」「もっとスピード出るぞ!」「もう一回!」「ヤッター!」

ずーっと大声で子どもたちを鼓舞し続けるんです。

次第に子どもたちの動きがよくなって目の色も変わり

同伴保護者の皆さんも笑顔になって、ナゴヤドームはいい雰囲気でした。

レジェンドプレーヤーの真摯な指導ぶりはこの競技を愛し、発展を願うみなさんの気持ちが十分に伝わる微笑ましいひとときでした。

 

 

 

 


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