2015年04月24日 17時20分
お勧めです!!「夢と感動の宇宙展」
名古屋市科学館で5月24日(日)まで開催されている「夢と感動の宇宙展」。
気難しい顔して行ってきました。
宇宙に挑んできた人類の歴史や宇宙飛行士が着用した宇宙服、バラエティ豊富な宇宙食が実物展示や映像でわかりやすく紹介されています。
私はこのパネル展示にある記憶を呼び覚まされました。それは人類が初めて月面に到達した1969年の「アポロ11号の快挙」に関する記述でした。
テレビで生中継されていたアームストロング船長の「月面第一歩」は「日本時間で7月21日の午前11時56分20秒」と書かれていました。
当時、私はこの様子をその前年メキシコ五輪に合わせて初めて購入した自宅2階のカラーテレビで見ていました。
今年53歳になる私はこの年、小学1年生。初めての通知表を受け取った一学期の終業式から帰宅したとき、母親から「今から月を歩くよ!!見なさい」と言われて画面に釘付けになった・・・。その時のことを「宇宙展」で鮮明に思い出したのです。
調べてみたら1969年7月21日は月曜日。当時の終業式は7月20日でしたが、その年は日曜日だったため終業式は翌日になったのではないか・・・。46年後の推察です。でも、正午前が記念すべき瞬間だったことを知ると、「終業式の日って、だいたいそんな時間に家に帰るよな」って、自分の記憶が裏付けられたような気がしました。
「宇宙展」には「月の石」も展示されていますよ。
我々世代は「万博」ですよ、「月の石」といえば。1970年に大阪で開催された日本万国博覧会。アメリカ館の展示の目玉、いや万博全体の目玉がアポロ12号が持ち帰った「月の石」だったのです。4時間以上並んでようやく見たんですよ。今回はあの「万博」の「月の石」とは別の物ですが貴重な展示です。「月の石」と聞くと45年前のあの熱気を思い出します。
会場ではエイリアンにもなれます。
遊びながら大人も子供も宇宙への夢とロマンを抱くことができる「夢と感動の宇宙展」。開催期間中に「JAXAが2018年にも無人探査機を月面に送り込む計画」が報じられたのもタイムリーでしたね。ゴールデンウィークに是非お出かけください。