2015年04月28日 18時00分
見応え十分!!「いつだって猫展」開催中
名古屋市博物館で開催中の「いつだって猫展」。4月25日(土)の初日に行ってきました。どちらかというと猫を「あまり好きではない」私が見に行って楽しめるのか?という一抹の不安を抱いていたのですが、杞憂に終わりました。
江戸時代から明治にかけて起こった「猫ブーム」を、浮世絵を中心に展示しています。その昔、綱に繋がれて飼われていた猫が、江戸時代に都市化が進むにつれて、ネズミによる害が深刻になり、ネズミを駆逐する益獣として放し飼いされるようになったという、人との関わりの歴史から学ばせてもらいました。愛玩動物として美人画にワンポイントとして描かれた猫だけでなく、擬人化された猫、化け猫など漫画の要素が感じられる面白い作品が多く飽きさせません。
「ゲゲゲの鬼太郎」の「猫娘」、「もーれつア太郎」の「ニャロメ」、「いなかっぺ大将」の「キャット空中三回転」でおなじみの「ニャンコ先生」。あるいは「なめんなよ!」の「なめ猫」。私たちが夢中になったキャラクターの原点を見たような気がしました。
6月7日(日)まで開催されます。時間をかけてご覧になることをお勧めします。館外にも楽しい工夫がありますよ。
休館日にご注意ください。
4月27・28日、5月11・18・25・26日、6月1日はお休みです。