2018年02月06日 18時00分
再会シリーズ 「同期」が「講師」で「何を語った?」
1月20日(土)、入社同期のアナウンサー仲間と再会しました。
福島中央テレビの徳光雅英専任部長です。
系列新人研修を一緒に受け、「ズームイン!!朝!」のキャスター仲間でもありました。
今回、彼が講師となり「原発勉強会」が開催されました。
受講したのはアナウンス部員18人。
2011年3月11日(金)、東日本大震災での津波の被害で起きた「福島第一原発事故」。
地元局・福島中央テレビはその時、未曾有の大災害・大事故の発生から緊迫した状況での報道に追われました。
勉強会ではまず、原子力発電の基本から解説してもらいました。
そして、福島中央テレビだけがとらえた水素爆発の瞬間。
非常時の生放送に際して、当時のVTRを交え、どんな注意点をもとにしゃべり、どんな反省点が生まれたのか。
何ができて何ができなかったのか…。
その時、報道の現場で起きていたことを徳光アナは経験者として話してくれました。
当時、報道の中で初めて耳にした用語が数々ありました。
全電源喪失・ベント・メルトダウン・マイクロシーベルト・ベクレル・線量計・モニタリングポスト…。
間もなく事故から7年が経ちますが、改めてこの機会に有事に備えての基本事項の確認を行った5時間でした。