2009年08月02日 0時00分
ここは私が「発進」した場所
7月28日、私は巨人中日戦の行われた東京ドームに行きました。
8月2日、本日夕方5時から生放送する「スポーツスタジアム」の事前取材です。
今回の企画は「アライバだけ!」。
ドラゴンズが誇る二遊間コンビ、セカンド・荒木雅博選手とショート・井端弘和選手を試合中、専用カメラで追って、その凄さに迫ろうという企画です。
守備だけでなく、1番井端・2番荒木の攻撃面にも目を向けました。
解説は去年まで中日のコーチだった高代延博さん。
独自の視点と愛情たっぷりの語り口で二人の魅力を語ってくれました。
収録した場所は東京ドームの「日本テレビ第二放送席」。
実はここ、私がアナウンサーになって初めて放送で声を出した場所なのです。
かつて、中京テレビでは巨人中日戦の中継時、副音声で「ドラゴンズ応援放送」という名物企画がありました。
1990年6月10日の日曜日。新人だった私は、この放送席でアナウンサーとしての第一声をマイクに向けました。
覚えています。
「巨大空間、ビッグエッグ、東京ドームです」。
まだできて3年目だった東京ドーム。当時は「ビッグエッグ」という愛称がついていました。
彦野選手が香田投手から逆転満塁ホームランを放ち、ルーキー与田投手が締めて勝つという好ゲームでした。
解説は三沢淳さん、ゲストは女優の冨士真奈美さんでした。
入社から6年間、副音声実況を担当していた私の「デビューの地」。
今回、14年振りに懐かしい場所で再び仕事ができる機会を与えられ、思わず撮ってもらった一枚です。