2017年11月14日 0時02分
レジェンドの教え
11月4日(土)、ナゴヤドームで行われた「第50回日本女子ソフトボールリーグ決勝トーナメント」。
試合後にソフトボール普及を目的とした小学生対象のイベントが開催され、その司会を担当しました。
「第1回JSLジュニアクリニックinナゴヤドーム」。3年後の東京オリンピックで正式種目として復帰するソフトボール。
公益財団法人日本ソフトボール協会ではそれ以降も競技人口を増やすことを課題としています。
ナゴヤドームのグランドを4面に仕切り、「キャッチボール・ピッチング」「ピッチングスピード測定」「ティーバッティング」「ストラックアウト」と
遊びの要素をふんだんに取り入れ楽しくソフトボールに親しんでもらおうというこの企画。
73人の小学生が参加しました。
講師陣はオリンピック経験者が6人という豪華版。
左から北京で金の廣瀬芽さんと馬淵智子さん、アトランタでエースだった渡辺伴子さん。私の右は北京で金の伊藤幸子さん。
さらにはシドニーで銀の増渕まり子さんとアテネで銅・北京で金の坂井寛子さんというレジェンド祭り。
2時間のイベントでしたが五輪経験者の指導が熱い。
最初は緊張で委縮気味だった子どもたちでしたが「乗せ上手」の彼女たちが全力でノンストップの熱血指導。2時間一切手抜きなし。
「行けーッ!」「よしっ!」「もっとスピード出るぞ!」「もう一回!」「ヤッター!」
ずーっと大声で子どもたちを鼓舞し続けるんです。
次第に子どもたちの動きがよくなって目の色も変わり
同伴保護者の皆さんも笑顔になって、ナゴヤドームはいい雰囲気でした。
レジェンドプレーヤーの真摯な指導ぶりはこの競技を愛し、発展を願うみなさんの気持ちが十分に伝わる微笑ましいひとときでした。