2017年12月30日 10時00分

2017スマホ蔵出し再会写真 その2

3月にとても懐かしい集まりに呼ばれました。名古屋の「緑ボクシングジム」OB会です。

1994年から10年間、中京テレビはボクシング中継をやっていました。世界タイトルマッチも13試合を自社制作。

日本タイトルマッチや東洋太平洋タイトルマッチ、中日本新人王戦も中継し数々の激闘を伝えてきました。

松尾敏郎会長率いる緑ジムの選手たちとは、練習や合宿の取材や試合の中継でお付き合いがありました。

そんな緑ジムが初めてのOB会を開くことになり、我々中京テレビのかつてのスタッフにも声をかけてくれたのでした。

今年70歳になる松尾会長を慕って、かつてジムで汗を流した元ボクサーが集結しました。

なつかしい皆さんに会えた至福のひと時。その中でも、私のアナウンサー生活における特別な存在がこの人・飯田覚士さんです。

日本テレビのバラエティ番組「天才たけしの元気が出るテレビ」のコーナー・「ボクシング予備校」に出演して人気者になり日本王者から世界王者に上り詰めた飯田さん。

元WBA世界スーパーフライ級チャンピオンです。3度目の挑戦で掴んだ世界ベルト。井岡弘樹との日本人同士の世界戦。試合中の脱臼が響いた現役最後の一戦。

実況席での思い出は尽きません。

現在は東京でボクシング流トレーニングで健康増進を促す「ボックスファイ」という教室を主宰する傍ら、テレビ解説でもおなじみです。

 

この人の闘志あふれる試合は興奮しました。戸高秀樹さん。元WBA世界スーパーフライ級チャンピオン・元WBA世界バンタム級暫定チャンピオンです。

実況した世界戦は両国国技館での名護明彦を寄せ付けなかった初防衛戦。アゴを粉砕されてなお前進ファイトで散ったレオ・ガメス戦。今も興奮が蘇ります。

現在は東京・自由が丘で「戸高秀樹ボクシングジム」の会長を務めています。

 

ほかにも懐かしい顔に会えました。元日本ランカーの松尾哲也さん。現在、「とよはしボクシングジム」会長です。

 

 

依田昇三さん。飯田さんに次ぐ緑ジムで2人目の全日本新人王に輝きました。

 

当時、よく名古屋市公会堂で行われた中日本新人王戦では若い選手たちのはつらつとしたファイトを収録しました。

前座戦線を沸かせた突進ファイター・サンダー伊藤。この人、世界3階級制覇のホルヘ・リナレス選手との対戦経験もあるんです。

 

リングネーム・モトシ田中こと田中基至さん。中継初期のころ実況した長身選手。20数年ぶりの再会でした。

 

中京テレビからは当時のディレクターも参加。旧交を温めました。思いは一つ、「もう一度、ボクシング中継を!」。

 

 


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