2021年03月31日 22時15分
島英雄さん、おめでとうございます!!
この段ボールで出来た実物大のC62形蒸気機関車。段ボール工芸家/島英雄さんの渾身の作品です。
写真は2018年11月2日~11日の10日間、中京テレビ本社ロビーにて「チュウキョ~くんの鉄道フェスタ2018秋」のメインとして展示された時のもの。
そしてそのC62がこの3月4日、何とギネス世界記録に認定されました。
以下、ギネスのホームページからの転載です。
The largest cardboard sculpture of a vehicle is 22.18 m (72 ft 9.23 in) long, 4.05 m (13 ft 3.45 in) tall and 2.82 m (9 ft 3.02 in) wide and was achieved by Hideo Shima (Japan) in Nankan Town, Kumamoto, Japan, on 4 March 2021.
Shima has built 3 other life-size cardboard sculptures of locomotives.
要約すれば世界最大の段ボール製立体芸術としての車両ということになります。
思えば2017年10月7日、九州芸文館(福岡県筑後市)でこのC62と出会い、実物大というより、段ボールで出来ていることを除けば、これはもう実物そのものだと感動したことを今でも覚えています。島さんの了解を得、その想いを胸にイベントの企画書を書き、それが実現し、見に来てくれた多くの方から「凄い!」の言葉を聞いたとき、担当者としてそれは本当に幸せな時間でした。
イベントというのは一(無)から創り上げるものと、現にあるものをテーマに組み上げていくパターンがあると思っています。ただ何れにしろ「本物」だけが、会場に来て頂いた方に満足を与えるものであることを疑う余地はないでしょう。
島さんがコツコツと作り続けてきた段ボール製の蒸気機関車達。そのC62がギネス世界記録で認定されたのは正に本物の持つ力が認められたのだと思っています。
(現在のC62の展示場所)
HOTEL SEKIA ホテルセキア
〒861-0804 熊本県玉名郡南関町大字関村1556
それでは段ボール製C62の組み立て作業のタイムラプス、2分36秒をお楽しみ下さい。