2022年01月16日 21時26分

鉄印帳の旅(77)いすみ鉄道。

いすみ鉄道の鉄印。社長直筆メッセージ入り。

大多喜駅 11:02 12D

大原駅  11:31

大多喜駅。

乗車券を買ってホームに入る。日常の風景なのに私にとっては非日常。そのギャップが楽しいいすみ鉄道。

右がキハ52125。左がキハ201303。キハ20…と言っても昭和ではなく平成のキハ20。でもこの風景はやはり昭和だと思ってしまう。

昭和の時代から時間が止まった椅子。

竹灯籠って何だろう?

夜見るとどんななのでしょう。2月11日まで開催していますが私は見に行けない。残念。

いすみ350型 (352) 。キハ201303と同じ外観ですが、塗装で随分印象が異なるモノですね。

「ここには“なにもない”があります」のキャッチフレーズで一躍有名になったいすみ鉄道ですが、この平凡な風景は実に非凡です。

大原駅。

不思議な形の巨大オブジェ。

その横にあった電柱には「銚子電鉄」支援のポスター(?)あり。

富士山を見るとシャッターを押す典型的な日本人の私。でもやはりこの風景は素敵です。

 

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2022年01月15日 16時01分

鉄印帳の旅(76)いすみ鉄道 大多喜の町を散歩。

2021年11月26日の鉄印帳の旅はいすみ鉄道。ますは高速バスでスタートです。

東京駅発  07:45 京成バス

大多喜着  09:06東京駅の朝。よく見れば燃料電池のバスがいる。ジェイアールバス関東株式会社が運行するJR竹芝水素シャトルバスとのことで一度乗ってみたいですね。
朝日を浴びながらバスは快適に走ります。

東京という大都会の絶景。

東海道新幹線の車庫の横を通っていくとは知らなかった。

東京湾アクアラインからの風景。これを見られることもバスを選択した理由の一つです。

高速バスの「大多喜」バス停は市街地の郊外にあります。地図上でいすみ鉄道大多喜駅とは歩いて20分ほどと踏みました。大原駅行きの12Dは11:02発なのでそれまでの間、大多喜の町を散歩することに。

以前、いすみ鉄道とセットで城下町・大多喜として紹介されていたテレビ番組の記憶があり、さてどんな町なのだろうという興味はあったものの、今回は時間があったから町歩きをしたのですが、あえて時間を割いてまではしないよね。と、歩き始めるまではそう、思っていました。

いすみ鉄道に先回乗車したのは2011年6月3日。その時は大原~(大多喜)~上総中野~五井と房総半島を横断しおり、大多喜では1回下車して次の列車に乗っています。そのため駅頭には立ってはいるものの、当時は大多喜の町への興味が全くなく、駅前の半径50メートル範囲でしか歩いていませんでした。

今回こうして町を歩いてみて、大多喜城が間近にあり、なおかつ町並が駅の目と鼻の先にあることを初めて知りました。

城下町・大多喜で最初に入った「商い資料館」。(入場無料)

蔵造りの建物を改修した建物だそうで、1階は昔の商家の再現しています。といったことをこの施設の方から教えて頂きました。ところでその方ですが、押しつけがましいところがなく、でも適度に「知って欲しい」ことは私に話しており、なおかつ私が何かを聞けばちゃんと答えてくれて、短い時間ですが、大多喜の町のことが分かった気分になりました。

江戸時代の本物の帳面だそうです。

かつての大多喜の町並みの写真。さすがの繁栄ぶりに驚いたものの、それは今の大多喜町に失礼かと思ったほど。なお他にも公開されている建物を見学していますが、このブログでの紹介はここまでにしておきます。

大多喜駅から直ぐの場所にあった気になる建物。房総中央鉄道館という施設なのですが、土休日の開館と言うことで入ることが出来ず。

 

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2022年01月14日 15時24分

鉄印帳の旅(75)わたらせ渓谷鐵道の車両。

わ89ー101。下車して分かるその鉄道のこと。1989年(平成元年)、わたらせ渓谷鐵道開業時の車両で、それがここに保存されているとは知りませんでした。

山の形のヘッドマーク。察するに「こうしん」は『庚申山 (こうしんざん)』からとったものと思われますが、調べたところ、発足時の車両にはそれぞれ愛称が付けられていたとは驚きでした。

特段、鉄道ファンの方が全国津々浦々の鉄道の動向を全て把握している必要はないですし、そもそもそれは無理な相談なのですが、こうして出会った時に少し調べてみれば、なにがしかの発見があり楽しいですね。

大間々駅構内。乗車券(もしくは入場券)を持っていれば列車の発着する時間でなくとも駅の改札口を開けてくれます。44.1キロという結構な距離を結ぶ鉄道で、かつての国鉄時代は貨物輸送も活発だった線だけにこれだけのスペースが必要だったのでしょう。

WKT-502。2019年(平成31年)に登場した通勤通学用車両で、WKT-500形を含めこの色の塗り分けは良いと思います。

大間々駅発15:46の列車はWKT-511。

2019年9月27日に乗っていますが、、、

WKT-551(自走式トロッコ車両)の相方でした。

ということで車内を撮影。固定式のボックスシートは、昭和世代の私にとっては旅の定番アイテム。

相老駅で東武鉄道に乗継ぎ。

ホテルのある東京駅八重洲口に出て驚いた。恐らく前に来たときから15年ほど経っていると思うのだが、風景が全く違っている。

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2022年01月13日 22時34分

鉄印帳の旅(74)わたらせ渓谷鐵道。

2021年11月25日のその後の行程。

東武日光駅発 12:20 リバティけごん28号(浅草行)
栃木駅着   13:06
栃木駅発   13:13 JR東日本両毛線
桐生駅着   13:59
桐生駅発   14:35 わたらせ渓谷鐵道(間藤行)
大間々駅着  14:52
【わたらせ渓谷鐵道の鉄印授与】
大間々駅発  15:46
相老駅着   15:52
相老駅発   16:02 東武鉄道 りょうもう36号(浅草行)
浅草駅着   17:42

SL大樹ふたら71号。この日の乗客の少なさに驚きましたが、土日は賑わっているのでしょう。

美しき稜線の山々がせまる東武日光駅。

駅前にはかつてあった日光軌道線の電車が静態保存されています。「日光の歴史の1ページを彩った路面電車」の解説看板もありますので、日光にお出かけの節は是非、そちらもお読み下さい。

昼食は駅弁。「日光幕の内弁当 大樹」を選択。

日光名物が詰まっているのだそうで、おかずの品数の多さは私にとっては高評価です。美味しく頂きました。

桐生駅到着。

駅構内にはピアノあり。最近各所で見かけるようになった駅ピアノ。もっとも弾いている方がいるのを私は一度も見たことがありません。

わたらせ渓谷鐵道に無事乗車。

大間々駅で下車するのは初めて。この線自体は国鉄尾線の時代に1回、わたらせ渓谷鐵道になってから1回乗っており、今回が3度目の訪問です。

最近、様々なデザインの鉄印を販売する事業者がありますが、ここわたらせ渓谷鐵道もなかなかの多さ。

結局この2枚を購入し、右側の鉄印を鉄印帳に貼りました。

ところで駅にあった鉄印の案内。このパターンは初見で、なかなか機知に富んだ表現だと思いました。

2022年01月12日 23時27分

鉄印帳の旅(73)SL大樹ふたら71号に乗ってみた。

よもや東武鉄道が蒸気機関車を走らせるとは、数年前まで全く思っていませんでした。

私が予約していた座席。

こうしたボックス席もあります。選択は全くの好みですね。

私のお気に入り。展望席。

下今市駅を出て直ぐに金色の特別塗装車「日光詣スペーシア」とすれ違う。窓が無いので、距離感が近い。

日光の山々が旅情を誘います。

沿道で手を振ってくれる方々がとにかく多い。沿線の自宅のベランダや、家の前の道路から手を振る住民が多いのもこれまで見たことがない風景です。日光市民の方はSL大樹ふたらの運転日、運転時間を知っており、それに合わせて私たちを出迎えてくれていると聞きました。勿論私もそれに応えたのは言うまでもありません。

右に左に美しい季節が流れてゆく。

JR日光駅にカメラを向けていたら、何とJRの職員の方が手を振っていた。JRと東武鉄道の連携が本物であったと思った瞬間。

下今市駅発11:28、東武日光駅着11:51。僅か23分ながら満足度の高いSL大樹ふたら71号でした。

2022年01月10日 22時42分

鉄印帳の旅(71) SL大樹ふたら71号。

11月25日の鉄印帳の旅の目玉が下今市駅発11:28  SL大樹ふたら71号への乗車。(東武日光駅着11:51)

時刻表を調べていて、会津鉄道と野岩鉄道の鉄印収集を「AIZUマウントエクスプレス2号」から始めるのは決定事項として、そのまま順調にいけば「SL大樹ふたら71号」に乗り継げることが分かったときは「ラッキー」「SL大樹に呼ばれた」と思った次第。スケジュール自体は少々窮屈で、下今市駅のSL展示館・転車台まで見る時間は捻出出来ませんでしたが、そちらはまたの機会に譲ることにしました。

さて SL大樹ふたら71号に乗るべく跨線橋を渡ろうとしたら…。レトロギャラリーなのでそうです。下今市駅着11:14で、下今市駅発11:28とただでさえ時間は無いのになんてこったい。

解説ポイントはいろいろあれど写真を撮るのが精一杯。こんなことなら鬼怒川温泉駅で接続の特急列車10:39発きぬがわ4号新宿駅行きに乗れば良かった。そうしていれば11:01に下今市駅着で色々余裕で楽しめたはず。とまあこれは、現地に着いてから思ったことでそれまでそんなことは1ミリも思っていなかったのではあります。

この並びはなかなか良いと思う。

2段重ねのヘッドマーク。なのだろうか?

どうして「ヨ」が連結されているのかと思った「ATS」(自動列車停止装置)を積んでいるのだそうな。面白いですね。

季節柄こんな装飾あり。可愛いですね。

DLふたら。これはこれで乗ってみたいと思うのはきっと私だけではないはず。

展望スペース。

ちゃんと「オハテ」となっているのも面白いのですが、この展望スペースが楽しくて結局指定席には座らずじまい。

2022年01月09日 17時15分

鉄印帳の旅(70)20400型。

新藤原駅発10:27 314レ。

私には理解不能な東武鉄道20000系のグループ。

20400型は5扉車からの改造で、横から見ると2つの扉をつぶしているのが分かります。5扉車は乗ったことはありますが、名古屋人の私にとっては東京という大都市に恐れをなす原因の一つでもありました。(話しは特盛にしています)

車内は…、そもそも改造と知っている身にとっては窓のあたりの造作が不思議な感じですが、私以外の乗客の方は当然のことながら普通に乗り、座っておられ、まあそんなものなのでしょうが、よくぞここまで仕上げたものだと私には感動モノでした。これは本音です。

SL大樹ふたら71号が出発する下今市駅に11:14の到着。

2022年01月08日 16時44分

鉄印帳の旅(69)野岩鉄道。

野岩鉄道の鉄印。着々と鉄印帳の旅の終点が近づいています。

野岩鉄道。1987年(昭和62年)4月25日以来の乗車。トンネル街道という印象はあったもののこれほど次から次へと続く印象はありませんでした。いざこうして乗ってみると蒸気機関車の列車を走らせるのは大変そうだなというのが感想。いざとなればDE10形ディーゼル機関車が頑張るのでしょうね。とか、SL大樹の運転を願っている。

トンネルとトンネルの間の景色は素晴らしいと思う。

葛老山トンネル内にある駅。外光が見えることもあるからか明るく感じます。

川治湯元駅付近。

川治温泉駅の駅名標。昭和の時代の乗りを感じるイラスト。

AIZUマウントエクスプレス会津若松駅行きと交換。この日朝一番で会津若松駅から乗った列車の折り返し。

鉄印が無ければ先を急いだかも知れませんが、この駅で29分待ち。

2021年06月04日 17時12分

映画「電車止めるな!~呪いの6.4km~」を見てきました。

今日は以前から見たかった映画「電車を止めるな!~呪いの6.4km~」の鑑賞に出掛けました。
場所は「シアターカフェ」(愛知県名古屋市東区)。地下鉄高岳駅から徒歩10分強、バスですと「清水口」すぐです。
内容は銚子電鉄らしさ全開で、そして、、、。
面白かったの一言です。
お土産は「倒産防止」ならぬお菓子「おとうさんのぼうし」、
竹本社長からのメッセージ。
一日乗車券はコロナ禍が一段落したら是非、使いに行こうと思った次第。
明後日の日曜日までの上映で、6日(日)の2回目上映時には竹本社長も来場されるとのこと。
名古屋で出来る銚子電鉄支援。
そして支援に留まらないエンターテインメントを楽しんでください。

2021年04月30日 22時21分

東北本線「はつかり」試乗会の案内状。

東北特急「はつかり」用のディーゼル・カーの試乗会の案内状。

1960年(昭和35年)12月10日ダイヤ改正で登場した1D青森行き、2D上野行き81系気動車特急は当時、国鉄の技術の粋を集めた車両で、鉄道ファンのみならず、広く一般市民にも注目されていたと聞いています。

それはそれとして

●宛名の文字がとにかく達筆。いつもなら名前全部をマスクで隠すのですが敢えて一文字を残してみました。

●「日本国有鉄道総裁十河信二」は「新幹線の父」と呼ばれ、出身地にあるJR四国/伊予西条駅隣接の「鉄道歴史パーク in SAIJO」には四国鉄道文化館・十河信二記念館があり、胸像が展示されています。

●今は気動車=ディーゼルカーですが、「ディーゼル」「カー」の間に「・」が入っているのは何故?

と、ここまででも貴重な資料。

案内状の裏面。

「案内状代用乗車証」とあります。案内状で乗車できるのではなく、この面があって初めて乗車できる?ということの様です。

面白いと思ったのは「一等」が「壱等」となっており、如何にも仰々しいところ。

また発行者が「日本国有鉄道総裁室文書課長」というのもこの列車への国鉄の期待が感じられます。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!