2017年07月20日 20時15分

魚梁瀬・馬路森林鉄道(9)大自然を行くナロー。

馬路森林鉄道。

軌道の間隔は508ミリ。全長約300メートルの観光鉄道。

蒸気機関車時代の森林鉄道を再現しているとのことですが、何はともあれ可愛い。

走る区間は短くとも何せ景色が大自然。

急なカーブで橋を渡るのも森林鉄道らしくて良い。

途中には保存されているディーゼル機関車あり。

プチ撮り鉄。

インクライン、森林鉄道ともに日曜日のみの運行。今回の旅は馬路村を日曜日に行動(観光)するため、その前後の鉄活場所を決めたと言っても過言ではありません。

2017年07月19日 20時12分

魚梁瀬・馬路森林鉄道(8)インクラインに乗って絶景ポイントへ。

昨日までUPした重要文化財の内、平瀬(ひらせ)隧道より魚梁瀬寄りにある馬路村の中心地、馬路地区。

そこに水力を利用して山を登り降りするケーブルカー、インクラインがあります。結んでいるのは写真の矢印の2地点。

昔はこうしたケーブルカーで伐採した木を下していたそうで、ここにあるのは観光用に再現したモノ。

山上に着くと動力の「水」を積込み。

馬路の街並みを見下ろす。最盛期の村の人口は3千人を超え、ここには映画館もあったそうです。

「馬路村」と言えば「ゆず」。この斜面はゆず畑。我が家の近所のスーパーでも馬路村産のゆずポン酢を売っています。

お昼ごはんは「土佐ジローゆず胡椒焼き定食」。

2017年07月18日 20時09分

魚梁瀬・馬路森林鉄道(7)通り抜けられるそうですが…。

明神口(みょうじんぐち)橋。

レンタカーが軽4だったので、地元の方からは通ることでも出来ますよ。橋の先のトンネルも通り抜けて安田町まで行けますよ。とは言われたもののそんな勇気はなく写真のみ。

明神口橋を渡るとすぐのところにあるオオムカエ隧道。

秘境気分。

トンネルを通り抜けて振り返る。

扁額(へんがく)には何が書いてあるのだろう?

ここにある「Ⅲ」は川下から3番目のトンネル(隧道)の意味だそうです。

ここで重要文化財巡りは終了。

2017年07月17日 11時06分

魚梁瀬・馬路森林鉄道(6)国指定重要文化財。

体験運転の係りの方から「国指定重要文化財」となった魚梁瀬森林鉄道の遺構の内、安芸まで戻る途中にあって比較的見つけやすいものを教えてもらいました。

犬吠橋(いぬぼうばし)。魚梁瀬と馬路村の中心部を結ぶ県道の橋として利用されていましたが、昨年の9月に陥没が見つかり、今は通行止めとなっています。

写真は現場のう回路から撮影していますが、地元の方によると原因は大型車両(重い車)が通ったからとのことでしたが、事故にならなくてよかったとは地元の方だけではなく私も同感。大正13年(1924年)製ですから年代モノではありますが、今どきの大型車が通る道路橋として考えると華奢(きゃしゃ)な感じもします。

平瀬(ひらせ)隧道。魚梁瀬に向かう時より、帰りの方が見つけやすい。

入り口だけ覗いてお別れ。石積。

釜ヶ谷(かまがたに)桟道。

石造りのアーチ橋。県道として使っているので、車に乗っているとどこがその橋かが分からないと言われていましたが確かに分からない。

島石ピクニック広場の看板を目安にしてそこに車を停め、この吊橋を渡って見に行きました。

2017年07月16日 11時04分

魚梁瀬・馬路森林鉄道(5)魚梁瀬ダム。

魚梁瀬駅には森林鉄道の現役時代の写真や資料が展示されています。その中の一枚で、ダムに沈む前の魚梁瀬地区。赤い矢印の場所が地区全体が高台移転した場所。

魚梁瀬ダム湖を望む展望台から撮影。一番奥に今の魚梁瀬地区が見えています。

望遠レンズで寄ってみる。

かつて森林鉄道が走っていた当時の話を運転体験の係りの方から聞いており、それを思い出しつつ見る風景。それにしても必要性があったとは言え、こんな山奥までよく線路を引いたものだと思う。もっとも山から海岸までは坂を下る一方だったので、機関車の役割は主に空の貨車を山まで引き上げることとのこと。聞いてみて納得。もっとも木材運搬列車には、編成全体を通すブレーキシステムは無かったようで、制動夫というブレーキをかける担当が貨車に乗っていたそうです。

2017年07月15日 11時01分

魚梁瀬・馬路森林鉄道(4)撮り鉄。

運転体験後はプチ撮り鉄。たまたま私以外にも運転体験の方がおられたので、撮影をすることが出来ました。運転どころかそもそも乗る人がいなければ、撮影のためにわざわざ運転してほしいなどと言えるはずもなく、ラッキーでした。何故それほど人が少ないかと言えば、この時間にここにいるには高知市内からならば午前7時台に出発しなければならず、ここに来るのはなかなか大変なのです。

前の写真と同じ場所で、山の中の爽やかさをイメージした一枚。

園内周遊中。

踏切もありますが、遮断機の位置が…。

何せスピードが遅いので、私は走って追いかけながらの撮影。

こうして魚梁瀬森林鉄道探訪が終わりました。

2017年07月14日 20時58分

魚梁瀬・馬路森林鉄道(3)運転体験。

平成29年5月28日(日)、魚梁瀬森林鉄道の運転士デビュー。

平成3年の復元機関車。その運転台はシンプルです。

左側の丸いつまみがいわゆるノッチ。右に回すとエンジンの回転が上がり動き始めます。一般的な鉄道車両では見たことが無く意表を突かれた瞬間。

運転台からの風景。

魚梁瀬丸山公園を2周して体験終了。右の方が今回の旅の同行者。私の運転する列車の乗客でした。

ところで運転体験は毎度の事ながら、定位置に止めるのは難しい。今回も御多分に漏れず随分手前に停まってしまいました。

2017年07月13日 20時55分

魚梁瀬・馬路森林鉄道(2)運転準備完了。

馬路村魚梁瀬丸山公園。そこを一周する線路が敷かれており、夏休みを除き日曜日だけ乗車体験、運転体験が出来ます。だからここには日曜日に来なければなりませんでした。線路の幅は762ミリ、約400メートルを走ります。

朝10時から乗車体験、運転体験が始まるのですがその前の9:44頃、運転準備が整ったところで顔を見せてくれました。

体験運転までに少し時間があったので森林鉄道館の見学。

右側の機関車は野村式。平成元年に修復され動態保存されています。

私が現役時代を知る木曽森林鉄道の機関車と比べると一回り小さく、可愛い感じ。

他にも保存車両があり、現役時代に思いを馳せることが出来ます。

2017年07月12日 20時39分

魚梁瀬・馬路森林鉄道(1)日本遺産「森林鉄道から日本一のゆずロードへ」。

平成29年5月28日(日)。日曜日にここ馬路村に来るべく全日程を組んだ今回の旅。その理由は…。

お世話になった宿。ネットで調べた結果では、ここ高知県馬路村魚梁瀬地区で恐らく1軒だけの宿。但しネットで予約する術はなく、久しぶりに電話で予約。旅に出る際、宿の手配がネット経由オンリーになって久しいことに気付く。余談ですが、宿を電話予約したのは2011年、北海道三笠市に蒸気機関車の運転体験に行った時以来のはず。

庭に鯉が泳ぐ。そんな風情が良い。林業でこの魚梁瀬エリアが活況を呈していた時代は、ここを訪れるお偉いさんたちがこの旅館に泊まっていたことでしょう。

森林鉄道の魚梁瀬駅。と言っても昔からこの場所に森林鉄道の駅があったわけではありません。

かつてこのエリアは木材の一大産地で、山と海岸(運び出すための港)は森林鉄道で結ばれていました。しかしその歴史は昭和38年(1963年)に終わり、それを今に伝える施設がここ魚梁瀬にあるのです。

と言ってもともと「魚梁瀬駅」があったところは、今はダム湖に沈んでおり、ここは魚梁瀬地区全体が高台移転した場所に、森林鉄道の往時を伝えるために作られた施設。

ところで写真にある日本遺産とは?

「日本遺産(Japan Heritage)」は(地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として文化庁が認定するものです。

ストーリーを語る上で欠かせない魅力溢れる有形や無形の様々な文化財群を,地域が主体となって総合的に整備・活用し,国内だけでなく海外へも戦略的に発信していくことにより,地域の活性化を図ることを目的としています。

以上、文化庁のホームページから転載。

森林鉄道は日本遺産です。

でここで何をするかと言えば「運転体験」。

杉板の体験記念乗車券。

日付印もちゃんと杉板に。

2017年07月11日 20時07分

馬路村魚梁瀬への道(3)山の幸の夕食。

あまり時間をかけるつもりは無かったのですが、滞在予定時間を延長。

暫くここで過ごしました。午後4時近くになっていましたが観光客が多く訪れており、これからここは人気が出そう。

「森林保養センター 森の温泉 やなせの湯」。ここで泊まったのではなく、近くの旅館に宿泊し、この温泉で一日の疲れを癒すシステム。

宿の食事。1泊2食付き税込み1万円以下ながらなかなかのラインナップ。前日に続いてあめご。

天ぷらはエビのような定番も入っていますが、山菜系が何を食べているかがさっぱり分からない。でもそれがまた旅の醍醐味。素材は聞けば教えていただけるのですが敢えて聞かずに食す。

山菜おこわ。「お腹いっぱいでもう食べれん」とか言いながら完食。美味しゅうございました。

決して豪華ではありませんが、それよりも心尽くしの料理であることを感じさせてくれ、それが何よりのご馳走。

(参考)写真の料理が全てではありませんが、ここでは割愛しています。

外に出ればそこは満天の星。これほどの星を見たのは久しぶり。それだけでもここに来た価値があった。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!