2021年10月03日 22時53分

2階建て新幹線の終焉。

新幹線の2階建て。東海道新幹線の100系、東北新幹線の200系、E1系と続いてきましたがE4系でついに終焉を迎えました。

2010年12月4日、高崎駅付近を走るE1系MAX。12両編成のその姿は、東京では新幹線が通勤電車なのだと感じさせてくれました。

2019年7月27日、京浜東北線王子駅近くを行くE4系MAX16連×2の行き違い。間違いなく世界最大の光景です。この日は時刻表を読み込み、この瞬間を狙いすましていました。

この威圧感のある風貌には心惹かれました。

新幹線の、と言うのでは無く一つの時代の区切りを感じます。

Thank you!Max!。

SAYONARA E4 LAST RUN 2021。

最後に風情を無くして申し訳ありませんが、私にとって2階建て新幹線らしさを一番感じる光景がこれ。乗車してすぐに見える1階に降りる階段と2階に上る階段。

それも含めて東京の新幹線の風景がまた変わっていきます。

2021年09月08日 10時35分

100円ショップの組立鉄道模型。E5系とE6系。

E5系とE6系。そもそもですが、JR東日本の新幹線車両(に、限らず在来線も含めてですが)の中でも、この2つの形式の色は秀逸だと思っています。

特にこの2つの形式の連結運転は、何とも言い難いものがあります。

盛岡駅での連結は2度見ていますが、見物客が並ぶのも宜なるかな(むべなるかな)。2016年6月12日撮影。

実は、連結の逆の解結は見たことがありません。東京発のはやぶさに乗車したときはこまちの連結が無く、仙台からはやぶさ+こまちに乗車したときは、車内で爆睡していました。

2014年5月31日に仙台駅から乗車した列車の入線です。

先頭車のブロックには、連結器のパーツも入っており、そのおかげでこうした芸当が出来ます。

実際の解結は見たことがないので、模型で疑似体験。

2021年09月07日 21時59分

100円ショップの組立鉄道模型。ドクターイエロー。

組み上がったブロックの大きさですが、NゲージのD51と比較。Nゲージより一回り大きいですね。

細かいことですが、中間車はご覧のパンタグラフあり風ではなく、パンタグラフなし風にも出来ます。

ドクターイエロー。中間車のパンタグラフはともかく左側の先頭車と右側の先頭車では窓配置が異なります。これはこれで同じパターンの組立では無いので、時間がかかる原因になったりしました。

今回作ったのはN700系、ドクターイエロー、E5系、E6系そして車掌さん。我ながらよく頑張りました。と、自画自賛。

2021年09月06日 18時25分

100円ショップの組立鉄道模型。N700系。

7月4日に「100円ショップのおもちゃ。新幹線シリーズ。」をUPしましたが、タイトルを「組立鉄道模型」と題して、完成品の紹介。

まずは袋を開けて部品を出します。

一番小さい部品。4mm。

まずはN700系の先頭車を作る。説明書を読みながら何と1時間半以上も掛ってしまった。

2つ目は反省し、まずは部品を分類。

なおかつ説明書の一工程ごとに部品を並べ、それを順番に組んで行く。

なおかつ説明書の文字が小さいので拡大コピーし、それを見てみる。さすれば各ブロックの組み合わせ、同じ色のブロックが多いので苦戦していたのですが、それも1個1個はっきり分かり、それからの組立時間はスピードアップに成功。老眼鏡+ルーペで挑戦していたのですが、なぜそんなことをしていたのだろうと反省。

まあ100円ショップの「おもちゃ」だから簡単に組立られるだろうと高をくくっていたのがその原因。

因みに尾灯は赤色に設定出来るようになっていました。

2021年09月03日 15時34分

E4系MAXときの乗り納め。パートⅡ。

越後湯沢駅発15:09 Maxとき326号 7号車23A席からの眺望。E4系のグリーン車は初乗車。そもそも新幹線に限らずJRのグリーン車は乗ったことがほとんど無い。E5系のグランクラスだけが例外で、新青森開業、新函館北斗開業とも呑み放題に乗車し、勿体ないくらい寝てしまった思い出あり。もっともグランクラスをグリーン車ではないとするなら、JR東日本の新幹線グリーン車は初であることに気付いてしまった。

大宮駅を出発して暫くすると貨物列車と併走。国鉄色+ナンバープレートが赤色だったので思わず撮影。EF65 2070で間違いないと思う。

東京新幹線車両センター。JR東日本の新幹線は形式数も多く、見た目の特徴も異なるのでここの景色はなかなか楽しいのです。

手前がE4系で無ければ奥に停車中の列車がもう少し見えるはず。やはりE4系はでかい!

東京駅着 16:28。隣のE5系が眼下に見えます。さあ、下車。これで新幹線2階席は乗り納め。

東京駅/JR東日本新幹線ホームのゼロキロポスト。東北・上越新幹線の一つの時代がまもなく終わります。

こんな写真を撮りたくてわざわざ泊まったホテルもあり。何だか懐かしい。

2021年09月02日 22時39分

E4系MAXときの乗り納め。

7月22日(木)~24日(土)で出掛けた鉄印帳を中心とした乗り鉄の旅。

最後はE4系MAXときの乗り納め。

越後湯沢駅で見かけたイラスト。観光地らしい雰囲気を出しています。

越後湯沢駅発15:09 Maxとき326号の入線です。多分、3~4回目の乗車。改めて2階建ての迫力に圧倒されます。

1階が普通車、2階がグリーン車というパターンもこれで見納め(多分)。

車内案内表示にも「定期運行ラストラン」の案内あり。

E4系のカプセルトイがあるのは分かったいたのでその置き場所、5号車へ移動。途中駅の越後湯沢駅乗車では予想通りやはり売切れ。万が一(在庫有)に備え100円玉を握りしめて行ったので、買えなければそれはそれで残念。

使用が停止された公衆電話を発見。まだ残されていたのは驚きでしたが、この車両の運行の終了が近いので、最後までこのまま走るのでしょう。

2021年08月28日 22時13分

新潟県十日町市で途中下車。「越後妻有里山現代美術館 MonET(モネ)」

JRから北越急行ほくほく線への乗換だから、厳密には途中下車ではないかな?

11:50にJR飯山線十日町駅着。ここからは14:28発3841M/超快速スノーラビットに乗車ですので、2時間半ほどの時間あり。駅前商店街を東に向かって歩く。

たまたま見つけたお店でゆっくり昼ご飯。野菜天ざるそば。美味しゅうございました。あとで知ったのですが、十日町界隈はそばが名物のようで、正に納得のひと品でした。

アートな道路を通って向かうのは「越後妻有里山現代美術館 MonET/Museum on Echigo-Tsumari」(えちごつまりさとやまげんだいびじゅつかんモネ)。おいこっとの車内で十日町市の職員さんが宣伝されていたので興味が湧き、つい寄り道することに。1時間少々の見学時間が取れそうなので、丁度良い時間つぶし…、とか思っていたのは到着し、中に入るまで。

建物に取り囲まれるようにある浅い池。夏は格好の子供の遊び場?とか…ではありませんでした。

水鏡。そしてそれをトリミング。

レアンドロ・エルリッヒ作「Palimpsest: 空の池」。写真ではなく実物で無ければ私のこの時の興奮が伝えられないもどかしさ。

現代アートって何が芸術なのかよく分からないとして、これまで向き合ってこなかったことを反省。随分勿体ない人生を送ってきた気がする。何がどうしたかと言えば「面白い」の一言。

2021年08月27日 16時30分

おいこっとの旅(6)終点、十日町駅。

緑のトンネルを抜けて列車は走る。

11:50、2時間33分の旅の終わり、終点十日町駅に到着。

反対側のホームには11:52発136D長野駅行きが出発準備中。長駅駅着は14:32。2時間40分の旅なのでおいこっとと所要時間は変わりません。おいこっとにはおいこっとの、各駅停車には各駅停車ならではの楽しみがあります。どちらに乗っても日本の原風景を辿るという飯山線ならではの醍醐味があります。

ところでこの日は「越乃Shu*Kura」の運転日でもありました。えちごトキめき鉄道の上越妙高駅を10:02に出て、ここ十日町駅は12:32着。私にとってはまだ乗っていない列車。コロナ禍が収束に向かったら、いつかは呑み鉄の友人達と地酒を楽しむ旅を堪能したいと思っています。

さて私はこの列車の到着を待つこと無く駅の外へ。

十日町駅。人口約5万人の町の玄関。昭和の時代からきっと変わっていない。

2021年08月26日 22時13分

おいこっとの旅(5)森宮野原駅。

「おいこっと」は「TOKYO」を逆さにしたものだそうです。東京にないものが飯山線にあるということでしょうか?

田園風景、山、川。特別な景色、絶景ではなく、日本のふるさとを思い描く時、確かにそれはここにあると妙に納得しながらこの風景を眺めていました。

森宮野原駅11:01着。JR日本最高積雪地点の駅として知られています。積雪7.85メートルと言われても今一つピンときませんが、この柱を見上げると「凄いね」とは思えます。

森宮野原駅。長野県下水内郡(しもみのちぐん)栄村の交流館となっています。

ところでこの栄村ですが2011年(平成23年)3月12日、長野県北部地震で震度6強を観測しました。東日本大震災の翌日のことで、名古屋でも震度2だったと記憶しています。

不通だった十日町(新潟県十日町市)~戸狩野沢温泉(飯山市)間が開通したのは4月29日、49日ぶりのことでした。(参照:信濃毎日新聞ウェブ版)

駅前にある「がんばろう栄村 駅前店」はその震災の復興施設でしょうか?

駅構内には踏切あり。ただ私の構内踏切のイメージはもっとせせこましいもの。こんなにゆったり開けた感じの踏切は、私には記憶がありません。

森宮野原駅は11:14発なのですが、多くの乗客はそれよりも早く車内に戻っていました。

2021年08月25日 17時46分

おいこっとの旅(4)緑のトンネル。

戸狩野沢温泉駅。10:25着。

左側に停車中なのは戸狩野沢温泉駅着9:45の長岡発(1122D~164D)なのか、それとも9:25着の長野発(129D)?どちらにしても11:54発の長野行き(132D)だとは思うのだが…。

ホームには野沢温泉道祖神。縁結びの神様だそうですが、その由来は是非、駅で解説をお読み下さい。

てか1分停車でこの写真を撮っている私。観光列車なのでよもや置いてけぼりはなかろうと高をくくっていたわけではありません。ちゃんと発車時間までには席に戻りました。

線路に草が茂っています。最近は農薬(除草剤)の散布があまり出来ないとも聞いており、それもあってか手入れが行き届かず、路面電車の緑化軌道が如くの状態も珍しくありません。

戸狩野沢温泉駅を出て暫くすると千曲川に沿って走ります。典型的な日本の風景の一つだと思う。

ここで車内の工夫。天井の照明には意匠が施されています。吊革との共存はアンバランスとも見えますが、それだけにこうしたこだわりは必要不可欠だと思います。

飯山線沿線で何度も見かけた緑のトンネル。恐らくはスノーシェッドと思われますが、この設備の登場があまりに不規則で、例えばこれは平滝駅を通過してすぐの所。ネットで検索すると…。良く分からないけどまあ良しとしよう。これも旅の思い出の一コマ。

以前、話題となったウクライナの「愛のトンネル」日本版だと思うことにしましょう。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!