2019年12月31日 21時17分

2019年の思い出、海外編。

2019年はこのブログではまだ3回目までしか書いていませんが、実は5回渡航しています。誘われるがままに出かけているというのが実情ですが、毎度楽しい旅となりました。

2月10日はハワイ/オハフ島のハワイアン鉄道(Hawaiian Railway)。このヘロヘロの線路の上を、体を上下左右に揺さぶりながら走る列車は、もう、、、堪りません。

8月15日はドイツ/ビュルツブルグのトラム。大聖堂の前にあるオブジェは「Love」。その手前にはカップルが手に手を取って立っている。「お願いだから動かないで」の願いは通じたようです。

11月1日。今や世界的観光地となっているタイ/メークロン線メークロン駅界隈。もはや何故ここが有名となっているかが理解できない状況。訪問後に分かったのですが、鉄道が趣味ではない中京テレビのスタッフ2組(1組は家族連れ)がプライベートで出かけていました。

本来は静かなマーケット、地元の人だけが買い物に来ていたのですが…。

11月26日、台湾/台湾鉄路管理局宜蘭線三貂嶺車站付近。

台北からほど近く、駅から5分ほどで行ける手軽な撮影地。貨物列車の最後尾に連結されている機関車は勾配区間の後補機。

この旅はまだブログではアップしていません。

12月24日のオランダ/ハーグのトラム。たまたま町で見かけた風景。

今年は鉄道が目的でない普通の観光旅行もしています。年齢も年齢なので自力で動くのではなく、ツアーにも参加しています。ただ海外の鉄道が好きは好きなので、来年も何か所かは出かけたいと思っています。

既に4月に台湾に出かけることは決めています。なおその旅は今年11月の台湾鉄旅の続編。

国内外を問わず旅をするには体力が必要。そして家族全員が健康であることが必要。体調を壊した家族がいては、心安らかに出かけられません。おっと旅だけではなく趣味も同じです。ありがたいことと全てに感謝の日々です。

皆さん、良い年をお迎え下さい。

2019年12月30日 22時17分

2019年の思い出、国内編。

今年もいろいろ鉄活に励みました。

1月に定年退職をしたもののこのブログを引き続いて更新することとなったきっかけは、4月に開催した「鉄道模型トミックス展IN名古屋」。たまたま年初の1月にあったスーパーベルズ野月貴弘さんのライブで、トミーテックの担当者の方とお会いし、その場で「やりましょう」と話が盛り上がり、急遽開催することとなりました。

来年もやれれば楽しいだろうなあ。

2月24日には只見線の只見川第一橋梁へ撮影行。一人で撮影するなんてことはほとんどないためレアな経験です。

7月10日には明知線で田んぼアートの撮影。狙った最初の列車がいきなり明智光秀ラッピング。このあと、フォローに出かけようと思ってはいたものの結局は出かけられず。

5月30日には以前から出かけようと思いつつチャンスがなかった三岐鉄道三岐線。麦秋にぎりぎり間に合いました。

私的鉄活今年のNo.1はここ。6月15日に出かけた奥三河の人力トロッコ、粟代鉱山軌道。噂には聞いていたものの、まさかこれほどとは思わなかった。

さて来年はどこへ行こう?

2019年12月29日 18時50分

スパンブリー線(10)DD511137&1142@タイ


2015年1月26日の札幌駅。特急「北斗星」を牽くのはDD51 1137と、、、2両目は不明。

その1137号機ともう1両、1142号機は今はタイにいます。居場所は今回の旅の途中でもあるノンプラドゥク・ジャンクション駅。

普段はこんな感じ。現在、この駅周辺では国鉄南本線の複線化工事が行われており、その工事車両の牽引用と聞きました。

一応、形式写真となるような写真はちゃんと撮影しています。そしてその撮影後にこんな遊びに取り掛かりました。段ボールで台紙を作り、それにヘッドマークを印刷した紙を貼りつけたものですが、これを考え、実際に作ってタイまで持ってきた方のエネルギーにはただただ感謝です。

そしてもう一枚。最初の実際の走行写真と見比べて下さい。ヘッドマークの完成度の高さには脱帽です。趣味の世界は、本気で遊ぶから楽しいのです。

遊びと言えばこうした入場券も用意されていました。

※「62」はタイの暦年2562年の下2桁です。

最後にこちらも参加者への記念品。

今回の旅で出会った皆さん、本当にありがとうございました。

そして何よりこの貸切列車を企画し、タイ国鉄と交渉~実現させた幹事の方には心から御礼申し上げます。

2019年12月28日 23時28分

スパンブリー線(9)帰路。

帰路も大空を優雅に舞うコウノトリを車窓に見つつの旅。

美しい田園地帯。ただ晴れたら晴れたでひたすら暑い。車内の日の当たっている席から人影が無くなったのは当然のこと。

手を振ってくれる人あらば、こちらも降り返す。列車の中と外で手を振りあうと言うのは、私の経験値の範囲限定ですが、世界共通です!と言い切る。

ノンプラドゥック・ジャンクション駅まで戻ってきました。

到着して暫くするとタブレットが準備完了。

受け取るのはバンコク/トンブリ駅13:55発のナムトク行き。10分ほど遅れての到着。

受取り方は腕全体でするものと思っていたら、何と手!

スピードが遅いのと、そもそもこの駅は停車駅であり、受取りに失敗してもあとで挽回ができる訳ですが、そうすると何故わざわざ走行中にこれを行うかの理由が分からない。

不思議が一杯のタイ国鉄。

2019年12月27日 23時29分

スパンブリー線(8)スパンブリー駅。

マライメン仮乗降場での撮影大会が終わり、スパンブリー駅に戻ってきました。

1面1線のホームはやたら広い。

駅を出て正面を見るとこんな感じ。

更に少し離れた場所から駅を見てみた。見えている人工物は駅舎だけ。これが深夜だときっと淋しかろう。

駅構内には駅長と助役がいる。

南国の花には華がある。

13:28、30分少々の撮影タイムが終了し、いざ出発。

終点なのにその先があった不思議な駅、スパンブリー駅。さようなら。きっともう一生来ない。

2019年12月26日 22時42分

スパンブリー線(7)乗り鉄泣かせの線に光明!

マライメン仮乗降場の先は食堂。日本人の鉄ちゃんの手前にいる人たちは食事をしています。

振り向けばそこは往来のあるスパンブリーの町の幹線道路。

分かり難いですが、一番左に写っている黄色い荷台の車はソンテウ(トラック改造乗合バス)。

つまり終点から一駅(?)乗ればそこは市街地なのです。しかもこの界隈を地図アプリで見てみたら数分の場所にホテルらしきものもある。(英語で予約できるかどうかは不明)

「タイ国鉄時刻表(非公式日本版)」によれば…、

『スパンブリー線下りはマーライメーン駅が実質の終着駅で列車は運行されています。ただし車掌や運転士にマーライメーン駅まで行くことを告げないとスパンブリー駅で運転が打ち切られます。上り始発はスパンブリー駅4:20発でいったんマーライメーン駅へ行き折り返しバンコク行になります。』だそうで、事情が分かれば市街地に接するマライメン仮乗降場まで行くことが出来るのです。

景色を楽しめない路線を乗るのは苦痛以外の何者でもなく、謂わば修行です。それでも乗ってみようと思う人にとっては、冒険から挑戦レベルまでハードルが下がったと思っています。ではスパンブリー駅で降りないで、マライメン仮乗降場まで乗りたいということをどうやって車掌さんに伝えるか?

今は携帯の翻訳ソフトは優秀です。ご安心を。

反対側に行くと、こんな感じの風景の中にマライメン仮乗降場があります。

この人たちは参加者ではなく、ここスパンブリーの住民親子。普段は列車が走らない時間にも関わらず、何と列車が来たということで記念写真を撮っており、私もお二人を撮らせてもらいました。。

動き始めた汽車の窓に顔をつけて外を見たら、地元の人が見送っていた。シャッターチャンスが少し遅れたので手を振っているのは1人だけですが、この直前まで皆が手を振ってくれていました。日本とタイの友好。

日本とタイの友好と言えば名古屋に「覚王山日泰寺」があります。ここにはタイ国(当時はシャム国)から送られた仏教開祖釈迦(ゴータマ・シッダルータ)の遺骨、真舎利が祀られており、そのご縁で寺の名前には日本とタイが連なっています。

(余談)

今回の参加者でここマライメン仮乗降場でお別れした方がいます。

乗降場近くでトゥクトゥク=サムロ―を捕まえ、その後ロットゥー(ミニバス)でバンコクに戻ったそうです。タイで一番乗りにくい路線がいつの間にか、何だかとても親しみやすい路線になっていました。

※スパンブリーの町とバンコクを結ぶロットゥー(ミニバス)の存在は、ネットで調べたら出てきました。

2019年12月25日 21時44分

スパンブリ―線(6)マライメン仮乗降場。

田園風景。というか夥しい鳥の数。そう言えば昔は農作業をする際(きわ)で舞う鳥たちを見たような、見たことが無かったような…。夢幻かも知れないし、本当に見たことがあったかも知れない。こんな素敵な風景を日本で見られるのだろうか?

ナムトク線よりもスパンブリー線の方が車窓に魅力を感じている。でも貸切列車でしかこの風景を見られない。

12:16、スパンブリ―駅が見えてきました。何分遅れているとかいったような概念はとうに消え去り、ただなるようになっていくのを楽しんでいる。だって考えたってしょうがないんだもん、こればっかりは。多分、同乗の人たちも同じ気分だったと思います。多分、タイ語で一番有名な一言、マイペンライ/ไม่เป็นไร=大丈夫、問題ない、何とかなる。

何故か列車はスパンブリ―駅で一時停止したものの直ぐに出発。その先に向かっていきます。

暫く走ったところがどんつき。

※「どんつき」はどうも方言らしい。

マライメン/Malaiman/มาลัยแมน「駅」と言いたいところですが、仮設の乗降場だそうで、そのためここの存在はタイ国鉄の公的資料には載っていないそうです。それにしても立派な看板。

2019年12月24日 17時23分

スパンブリ―線(5)コウノトリ。

9日ぶりのタイ国鉄。

スパンブリ―線には途中に4つの駅(トゥンブア、ロンリアンガンビン、スリサムラン、ドントン)があり、昼間に一本も列車が走らない線という事もあって各駅でスペシャル撮影タイムあり。

この写真はトゥンブア駅。

ロンリアンガンビン駅。一直線に伸びる線路。そして見て欲しいのはこの整備された路盤と軌道。改良工事が行われたと容易に想像がつきます。比較対象すれば、札沼線の線路が函館本線並みといったところ(?)。乗り心地は良い。

何が飛んでいるのだろうと思ったら「コウノトリ」の仲間(スキハシコウというらしい)とのこと。タイ在住歴が長い方の話では、農村地帯ではよく見られるそうです。最初はただぼーっと景色として見ていただけでしたが、その優美な姿に魅了され、シャッターを押したことでこの写真を残すことが出来ました。

※今回のこのスパンブリー線の旅では、タイ在住歴のある方や現に住んでいる方、またタイ語の堪能な方も参加されており、撮った写真を見て頂く中でそれを知ることが出来ました。

スリサムラン駅。景色が広い。

11時半過ぎ、お腹が空いて昼食。主食ではなく、副食?

見た目はオムそばの具が、モヤシ炒め的な感じ。ただオムレツではなく生地は卵がたっぷりの薄焼きと言ったところ。

量は小盛の焼きそば程度。小食の方ならこれでOKと言えるボリューム。

ドントン駅。南国。

2019年12月23日 22時55分

相鉄新横浜線(3)西武の新車がドカ停中。

駅舎。JRと相模鉄道の境界駅は相模鉄道の管理。

JR貨物の横浜羽沢駅を越える陸橋。

甲種輸送の西武の新車が停車中。撮影者がそれなりにいる。

新幹線から見える横浜羽沢駅。思ったよりも狭い印象。

ホームに戻り、いよいよ新線区間に突入。12:17発の特急に乗車。

その前に新宿行き各駅停車を撮影。ここ羽沢横浜国大駅からの種別は各駅停車。もっともこの電車がここまで特急で来たか各駅停車で来たかは調べていない。

5分少々遅れて海老名行きの到着。

右側からの線からの到着で、正面のトンネルは建設中の新横浜駅経由で東急東横線への直通用(相鉄・東急直通線)

12:27、相模鉄道の西谷駅到着。相鉄新横浜線完乗達成!!!

 

2019年12月22日 22時21分

相鉄新横浜線(2)硬券の入場券を買いました。

武蔵小杉を出て横須賀線というか品鶴線(貨物線)を鶴見駅まで走り、そこから東海道貨物線をひた走ります。そう書くだけならそれまでですが、車窓は意外と新鮮です。そして11:34、羽沢横浜国大駅到着。

ここからが(納得出来ていないけど)新線区間なので一旦下車し駅舎の撮影に向かいます。それにしてもホームが狭い。

この駅から列車種別が特急に変わります。JRとは特急の意味合いが違うので、毎回この駅で、乗務員交代と行き先案内の種別変更を行っているようです。

先入観を持たないように、事前の調べはいつもしません。(単に不精という説あり。間違いなく当たっている)

で、早朝の下り列車4本が上り線(2番線)から出ることを知る。何故だろうと思ったら何と7:39発の電車が武蔵小杉方面からの最初の電車なのである。つまりその時間までは、東京の都心から直行で羽沢横浜国大で来ることは出来ず、横浜~西谷経由となるのです。

相鉄・JR相互直通運転まであと0日。

相鉄都心直通記念ムービー「100 YEARS TRAIN」を公開中だそうです。

まずは開業記念スタンプ。

そして硬券の入場券を購入。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!