2019年07月07日 20時52分
三信鉱工株式会社で採掘してる鉱石。絹雲母(セリサイト)と言います。これが何かと言えば、化粧品のファンデーションの原料。
この会社は今では日本で唯一の絹雲母鉱山という事で、日本の化粧品業界を支える企業が愛知にあるとは知らなかった。そして誇らしい。
鉱山の事務所から歩くこと約10分。結構な急坂を上っていきます。
坑口に到着。2本の線路があるだけでワクワク。
坑道の入り口にある神棚は、やはりここが生きている鉱山であることを伺わせます。現役で稼働中の坑道に入るのは我が人生で2回目。最初は石原産業紀州鉱山(三重県南牟婁郡紀和町=今の熊野市)で、それは仕事での訪問でした。
それにしてもこれから現役の鉱山の中に入る訳ですが、そのこと自体が、これまでの私の人生の経験値の中で「事件」です。